特許
J-GLOBAL ID:200903043838439272

ディジタル変調波復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-111243
公開番号(公開出願番号):特開平7-321862
出願日: 1994年05月25日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 移動体通信,ATV,衛星通信等の民生用機器として汎用性のある、ディジタル検波処理形復調回路を提供する。【構成】 ディジタル化された変調波信号は、ラッチ回路9,10により2系列に分配される。ラッチ回路9には、クロック4Fsymの1/2の周波数が供給され、ラッチ回路10には、2Fsymに比較して位相が180度異なる反転クロックが供給される。各ラッチ回路9,10の出力は、+1,-1を乗算する乗算回路11,12,13,14に入力される。乗算された信号は、データセレクタ回路15,16入力され、同一の周波数特性を有するディジタルチャネルフィルタ17,18へ供給される。ここでは、要求されるスペクトラムにディジタルデータを整形する。片方のディジタルチャネルフィルタの出力は、補間回路19に供給され、1クロック前のデータとの平均をとり補間信号が形成出力される。
請求項(抜粋):
ディジタル変調波の直交検波を行う復調器に用いるものであって、入力されるディジタル変調波信号を局部発振器からの局部発振信号と乗算することにより、シンボル周波数と変調波の中心周波数が略等しくなる変調波出力を得る周波数変換手段と、前記周波数変換手段の変調波出力の高調波成分を除去するフィルタ手段と、入力変調波のシンボル周波数より4倍高速であるクロックを発生するクロック発生手段と、前記フィルタ手段の出力を前記シンボル周波数の4倍のクロックでインターリーブ形のI,Qディジタルデータとして出力するアナログディジタル変換手段と、前記アナログディジタル変換手段の出力をI,Qデータに分離出力する分離手段と、前記I,Qデータにそれぞれ+1,-1を乗算する乗算手段と、前記乗算手段の出力信号をセレクトスイッチするセレクトスイッチ手段と、前記セレクトスイッチ手段の出力が供給されI,Qデータのスペクトル整形を行うディジタルチャネルフィルタ手段と、片方のディジタルチャネルフィルタの出力信号の補間信号を形成出力する補間手段と、この補間手段の出力信号の振幅レベル値を制御するレベル調整手段と、このレベル調整手段の出力信号と他の一方のディジタルチャネルフィルタ出力とのタイミングを一致させるタイミング制御手段と、前記タイミング制御手段の出力信号が供給され位相誤差検出及び波形整形を行う波形等化手段と、前記波形等化手段の出力信号が入力されデータ識別を行う手段を備えて構成することを特徴とするディジタル変調波復調装置。

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