特許
J-GLOBAL ID:200903043847597999

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-313391
公開番号(公開出願番号):特開平9-151711
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】作動流体の作用を受けてカムシャフトの位相を進角又は遅角させる弁開閉時期制御装置の制御動作の応答性と円滑性を向上させる。【解決手段】放射方向に延びる複数のベーン18をもつロータ17及び該ロータ17を内包して該ロータ17との間で上記各ベーン18をそれぞれ収嵌するように各進角用と遅角用の作動流体が作用する複数の圧力室を円陣状に形成したハウジング部材19からなる弁開閉時期制御機構に対し、上記ベーンによって画成される上記各圧力室の第1圧力室30及び第2圧力室31の少なくとも一方に、カムシャフトの軸方向に延在した主通路27と、該主通路27から放射状に延在した枝通路13からなる流体通路を設け、該流体通路を介して作動流体を導出する。作動流体が放射状に延在した枝通路13より各圧力室に導出されるので、各圧力室に同時均一に流体圧が作用する。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランププーリからの回転動力がタイミングプーリを介して伝達されるカムシャフトと上記タイミングプーリとの間又は該カムシャフトと別のカムシャフトとの間で運転状態に応じた位相の可変を行う弁開閉時期制御装置であって、放射方向に延びる複数のベーンをもち、上記カムシャフトに一体化されたロータ及び該ロータを内包して該ロータとの間で上記各ベーンをそれぞれ収嵌するように各進角用と遅角用の作動流体が作用する複数の圧力室を円陣状に形成したハウジング部材からなる弁開閉時期制御機構と、上記ベーンによって画成される上記各圧力室の第1圧力室及び第2圧力室の少なくとも一方に上記作動流体を作用させるべく上記カムシャフトに形成され、該カムシャフトの軸方向に延在した主通路及び該主通路から放射状に延在した枝通路からなる流体通路とを具備することを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-110816
  • 特表平7-506885

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