特許
J-GLOBAL ID:200903043849898228

回転機巻線の部分放電測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-328147
公開番号(公開出願番号):特開平9-222456
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 回転機巻線の部分放電の測定を回転機の運転中であっても定量的に、しかも、正確に行い得るようにする。【解決手段】 注入回路11からスロット30に設けた電極90を介しステータ部1の巻線に対し、既知の電荷量を有するパルスを静電結合を利用して繰り返し注入する。この注入パルスに起因して巻線と絶縁体との間に生じた部分放電を、同一のスロット30に予め設けられている測温用のサーチコイル60を介して検出回路12に導入し、部分放電から例えば4または6MHz の周波数成分を検出して表示器13に表示する。電極と巻線との間の部分をコンデンサとして動作させ、その静電容量を、注入電荷量が巻線に対し電荷を直接に注入した場合の直接注入電荷量と同等になる倍率値の直間比を用いて予め調整設定して、間接注入電荷を直接注入電荷量と同等の電荷量になるように校正する。これにより、配転機が停止中であると運転中であるとに拘らず、回転機を停止した状態でしか得られない直接注入法と同じ測定結果を得る。
請求項(抜粋):
回転機のステータ部のスロットの巻線近傍に設けたセンサから、既知の電荷量を有するパルスを静電結合を利用して上記巻線に注入し、上記パルスに基づいて上記巻線の絶縁部に生じた部分放電信号を静電結合を利用して他のスロットに設けたセンサで検出することを特徴とする回転機巻線の部分放電測定方法。
IPC (2件):
G01R 31/06 ,  G01R 31/12
FI (2件):
G01R 31/06 ,  G01R 31/12 A

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