特許
J-GLOBAL ID:200903043853924004

除霜機能付き冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-299153
公開番号(公開出願番号):特開平5-133673
出願日: 1991年11月14日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 異常昇温検出後も、昇温に対する安全性を保ちながら着霜量に応じた適切な除霜を行う。【構成】 通常の除霜時は、第1のバイメタルスイッチ14と両温度ヒューズ15,16を通して除霜ヒータ5に通電し、除霜終了温度になった時点で第1のバイメタルスイッチ14がオフして除霜を終了する。この除霜中に異常昇温が発生すれば、第1の温度ヒューズ14が切れて、異常昇温表示ランプ10を点灯させるが、除霜ヒータ5への通電は第2のバイメタルスイッチ17と電流制限用のコンデンサ18及び第2の温度ヒューズ16を通して行われる。このときの除霜ヒータ5への入力電力は電流制限用のコンデンサ18により低下され、温度上昇が抑えられた状態で除霜が行われる。この後も異常昇温が続けば、第2の温度ヒューズ17が切れて除霜ヒータ5への通電が停止される。
請求項(抜粋):
庫内を冷却する冷却器と、この冷却器に付着した霜を加熱して取り除く除霜ヒータと、除霜終了温度を検出する除霜終了温度検出手段と、異常昇温を検出する異常昇温検出手段と、異常昇温が発生したときにこれを報知する異常昇温報知手段とを備え、前記除霜終了温度の検出レベルとして高低2種類の温度を設定する一方、前記異常昇温の検出レベルについても高低2種類の温度を設定し、前記異常昇温検出手段が前記異常昇温を検出していないときには、前記除霜ヒータによる除霜動作を前記除霜終了温度検出手段が高温側の除霜終了温度を検出したときに終了し、前記異常昇温検出手段の検出温度が前記異常昇温の低温側検出レベルに達したときには、前記異常昇温報知手段に報知動作を行わせながら前記除霜ヒータへの入力電力を低下させた状態で除霜すると共に、その除霜動作を前記除霜終了温度検出手段が低温側の除霜終了温度を検出したときに終了し、前記異常昇温検出手段の検出温度が前記異常昇温の高温側検出レベルに達したときには、前記除霜ヒータへの通電を停止すると共に、前記異常昇温報知手段に報知動作を行わせるように構成したことを特徴とする除霜機能付き冷却装置。

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