特許
J-GLOBAL ID:200903043856584603
過熱度制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-063177
公開番号(公開出願番号):特開2004-271066
出願日: 2003年03月10日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】加熱度を正確に算出して制御する過熱度制御方法を提供する。【解決手段】冷凍サイクルの膨張装置として、エバポレータの入口と出口との前後差圧をソレノイドに供給する電流iによって決まる差圧ΔPになるようにほぼ一定に制御する流量制御弁を用い、エバポレータの入口・出口にはそれぞれの温度を測定する温度センサを設ける。エバポレータの入口温度Txと電流iによって決まる差圧ΔPとから冷媒の温度-圧力特性を基にエバポレータの蒸発圧力Peに相当する温度T(Pe)を求め、これを出口温度Teから差し引くことで過熱度SHを算出する。この算定には、推定項目がないため、過熱度SHを正確に算出できて冷凍サイクルを高精度に制御できるだけでなく、検出素子に安価な温度センサを使うことができるので、低コストの自動車用空調装置を構成できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
冷凍サイクルにおける膨張装置がエバポレータの出口の冷媒状態が所定の過熱度になるように制御する過熱度制御方法において、
前記膨張装置に前記エバポレータの入口と出口との前後差圧をソレノイドに供給する電流によって決まる差圧になるよう制御する流量制御弁を用い、
前記エバポレータの入口および出口で測定した入口冷媒温度および出口冷媒温度と前記ソレノイドに供給する電流値によって決まる差圧とから前記過熱度を算出し、
前記過熱度が所定の値になるよう前記電流値を制御する、ことを特徴とする過熱度制御方法。
IPC (2件):
FI (2件):
F24F11/02 102F
, B60H1/32 624J
Fターム (5件):
3L060AA03
, 3L060AA08
, 3L060CC10
, 3L060DD05
, 3L060EE09
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平2-247458
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車両用冷房装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-077805
出願人:サンデン株式会社
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電気制御膨張弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-341658
出願人:株式会社テージーケー
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