特許
J-GLOBAL ID:200903043862692450

差動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-213258
公開番号(公開出願番号):特開平7-151210
出願日: 1994年08月16日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 少ない費用で種々の使用例に適合できる差動装置を提供する。【構成】 ハウジング12内に支承されたデファレンシャル(デフ)ケース13を有する差動装置が、噛み合う駆動傘歯車16,17と差動傘歯車22,23とを有し、デフケースが、円筒状の支承面39を有する支承突出部41を備えかつ半径方向に延びる接続面40を有し、接続面にカップリングボルト受容孔42が形成され、ハウジングにフランジ結合されるフランジケース47内で、粘性保有カップリング26が軸受55,57に軸受され、粘性保有カップリングが、デフケースの支承突出部41を受容する支承孔を備え、フランジケース47が軸受支持体を支承し、ボス32と結合するために歯を有しかつ駆動傘歯車17の歯付き孔60内に差し込み可能な差し込み軸58が存在し、カップリングケース27がカップリングボルト45を受容するための孔44を有している。
請求項(抜粋):
ハウジング(12)内に回転駆動可能に支承されたデファレンシャルケース(13)と、このデファレンシャルケース(13)内に同軸的に配置されかつ回転可能に支承された2つの駆動傘歯車(16,17)と、この駆動傘歯車(16,17)と噛み合う少なくとも2つの差動傘歯車(22,23)とを備えており、前記差動傘歯車が、デファレンシャルケース(13)に回転軸線(25)を中心にして回転可能に支承されており、この回転軸線は、駆動傘歯車(16,17)の回転軸線(15)と直角に交差しており、さらにデファレンシャルケース差動装置(13)の近くに粘性保有カップリング(26)を配置するための手段を備えており、この手段は、互いに同軸的に、かつ互いに相対的に回転可能に配置されていて、かつ間に作業室(38)を形成するカップリングケース(27)とボス(32)とから成っており、前記作業室内には、半径方向でオーバラップする外側ディスク(33)と内側ディスク(36)とが、規定の順序でカップリングケース(27)及びボス(32)に相対回転不能に配設されており、かつ作業室(38)の残りの部分は少なくとも部分的に高粘性の粘性媒質、特にシリコーンオイルを充填されており、さらに前記手段は、デファレンシャルケース(13)と駆動傘歯車(17)との間に組み込み可能であり、この場合、粘性保有カップリング(26)のカップリングケース(27)はデファレンシャルケース(13)と、かつカップリングケースのボス(32)は駆動傘歯車(17)とカップリング部材(60,61)を介して結合可能である形式の、特に自動車用の差動装置(5)において、デファレンシャルケース(13)が円筒状の支承面(39)を有しており、この支承面は、駆動傘歯車(17)の回転軸線(15)上に心定めされており、かつデファレンシャルケースを直接的に又はカップリングケース(27)を介して間接的に軸受支持体(48)内に転がり軸受(51)によって軸受けするために使用されており、さらにデファレンシャルケース(13)は、支承面(39)に続いて、回転軸線(15)に関して半径方向に延びる接続面(40)を有しており、この接続面内に、回転軸線(15)に対して平行に延びる少なくとも1つの接続孔(42)が形成されており、この接続孔内に、デファレンシャルケース(13)と粘性保有カップリング(26)のカップリングケース(27)との間の相対回転不能な結合部を形成するためにカップリングボルト(45)が差し込み可能であり、さらに軸受支持体(48)を解離可能に受容するフランジケース(47)がハウジング(12)に固定されていることを特徴とする差動装置。
IPC (2件):
F16H 57/02 531 ,  F16H 48/20

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