特許
J-GLOBAL ID:200903043868205047

各羽根に風向尾翼を備えた自転羽根式垂直軸風車に関する技術

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-356848
公開番号(公開出願番号):特開2000-145611
出願日: 1998年11月11日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【目的】自転羽根式垂直軸風車に関し、羽根面を風と平行にする強風対処機構と、低コスト化を目指すポールの回りで回転するポール装着形風車技術を提供する。【構成】強風時、羽根上部の風向対応機構、風向尾翼の結合の仕方を変え、尾翼と羽根を直結、羽根面を尾翼と平行にして強風の風圧を回避して風車の回転を停止させる。また、風車をポール・支柱の回りで回転するポール装着形に構成して、構造を簡略化、ポール下部で組み立て、ポールに沿って釣り上げて設置することで低コスト化ができる。
請求項(抜粋):
羽根軸上に風向尾翼の軸が羽根軸と同一線上になる形に設置された羽根の風向応答機構は、尾翼の回転を2:1の割合で、羽根に伝達するが、一部に2重軸を使用することによって、必要に応じて尾翼と羽根の回転を1:1に直接連動させることもできる。そのために、風向応答機構の第一プーリの軸をパイプ形とし、その中に羽根軸を貫通させ、突き抜けた羽根軸には一定の間隔をおいてパイプ径ほどの太い端部を作る。同時に羽根軸の突き抜けた部分に短い管を通す。この短管は、羽根軸上を上下動すると、第一プーリ軸であるプーリ軸パイプ端、あるいは羽根軸端部に接する。この短管のそれぞれの接面に噛み合せのできるカム構造を作り、短管をカム管とする。この可動のカム管はある方法で風向尾翼と結合される。これで、カム管がどちら側に接合されるかで、風向の変化による尾翼の回転が、プーリ軸端部あるいは羽根軸端部に選択的に伝達される。カム管と羽根軸端部が接合する場合、風向尾翼と羽根面が平行になるように噛み合わせ位置を設定する。さらに、通常運転時は、カム管はプーリ軸端に接し、風向応答機構が機能しているが、強風時は、カム管が移動して、尾翼軸と羽根軸が結合、尾翼の方向と羽根面の、方向が同一となって、風に対応する。この場合、強風の風圧をうける風圧板や揚力発生翼などを利用して、カム管を移動させる。
IPC (3件):
F03D 3/02 ,  F03D 7/06 ,  F03D 11/02
FI (3件):
F03D 3/02 B ,  F03D 7/06 Z ,  F03D 11/02
Fターム (9件):
3H078AA05 ,  3H078AA26 ,  3H078BB03 ,  3H078BB12 ,  3H078CC03 ,  3H078CC07 ,  3H078CC22 ,  3H078CC52 ,  3H078CC68

前のページに戻る