特許

J-GLOBAL ID：200903043877381362

カラーフィルタ形成用感光性樹脂組成物

発明者： 庄子 房次 ,  勝村 宣仁 ,  佐藤 勉 ,  森永 喬
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  日立化成工業株式会社
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-345890
公開番号（公開出願番号）：特開平6-194514
出願日： 1992年12月25日
公開日（公表日）： 1994年07月15日
要約：

【要約】【目的】本発明は分散安定性の向上、膜の柔軟性、機械的特性、耐熱性等の諸特性を向上したカラーフィルタ形成用感光性樹脂を用いることにより、赤、緑、青の画素からなるカラーフィルタの製造工程の簡略化、製造工程の安定化、信頼性向上、性能向上を図ることを目的とする。【構成】ピロリドニル基を有する重合体で着色剤を分散した着色剤組成物、エチレン性不飽和結合を有するカルボキシル化ポリビニルアセタール系樹脂、光重合開始剤、必要に応じて及び光増感剤、少なくとも1個のエチレン性不飽和二重結合を有する光重合性モノマー及び/又は光架橋剤とからなるカラーフィルタ形成用感光性樹脂。【効果】顔料分散安定性の向上、膜の柔軟性、機械的特性、耐熱性等の諸特性を向上により安価に製造でき、かつ高品質で、高信頼性のカラーフィルタを得ることが可能である。

請求項（抜粋）：

(A)ピロリドニル基を有する重合体で着色剤を分散した着色剤組成物、(B)エチレン性不飽和結合を有する基及びカルボキシル基を有するポリビニルアセタール系樹脂、一般式(化1)(化2)(化3)【化1】【化2】【化3】及び(化4)【化4】又は(化5)【化5】(但し、式中、R1、R4は水素原子、アルキル基、R2はアルキル基、環状アルキル基、アリール基又はそれぞれに置換基を有する基、R3、R6は水素原子及びエチレン性不飽和二重結合を有する基、R5はアルキレン、環状アルキレン、アリーレン基である。)で表される構成単位からなるポリビニルアセタール系樹脂。(C)光重合開始剤、(D)必要に応じて及び光増感剤、少なくとも1個のエチレン性不飽和二重結合を有する光重合性モノマー及び/又は光架橋剤とからなることを特徴とするカラーフィルタ形成用感光性樹脂組成物。

IPC (2件)：

G02B 5/20 101 ,  C09K 3/00