特許
J-GLOBAL ID:200903043883502627

電気自動車の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178689
公開番号(公開出願番号):特開平11-027802
出願日: 1997年07月03日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 回生制動中に運転者がシフトレバーを操作して変速機のシフトダウンを行うと、変速中に回生トルクをほぼ零にしたときに減速度が低下し、運転者は違和感を受ける。【解決手段】 運転者がDポジションからLポジションへ操作レバーを移動すると、変速機制御部が第2速から第1速への変速制御を開始する(t1)。変速制御中(t1〜t4)、モータ制御部はモータの回生トルクをほぼ零にする。摩擦ブレーキ制御部は、変速制御以前の回生制動力を摩擦制動力により補う。変速制御の開始前後で、トータルブレーキ力が一定であり、制動がスムーズに行われる。また、変速制御終了時(t4)の前後で、摩擦ブレーキ制御部は摩擦ブレーキ力を持続させる。摩擦ブレーキ力を変更する制御の回数が少なく、摩擦ブレーキ関連構成の耐久性が増す。
請求項(抜粋):
電動機のトルクが変速機を介して車輪に伝えられる電気自動車の制動制御装置であって、電動機に回生トルクを発生させることにより車両に回生制動力を与える回生制動制御手段と、運転者の変速操作に基づいて変速機の変速段を切り換える変速制御を行い、変速段に応じて回生制動力を変化させる変速機制御手段と、摩擦ブレーキによる摩擦制動力を制御し、車両に要求される要求制動力と回生制動力の差に相当する摩擦制動力を車両に与える摩擦制動制御手段と、を有し、前記変速操作の発生に対応した変速制御の間、回生制動制御手段が回生トルクをほぼ零にするとともに、摩擦制動制御手段が、変速制御前に車両に与えられていた回生制動力を摩擦制動力によって補うことを特徴とする電気自動車の制動制御装置。
IPC (5件):
B60L 7/24 ,  B60K 17/04 ,  B60K 41/26 ,  B60L 15/20 ,  B60T 8/00
FI (5件):
B60L 7/24 E ,  B60K 17/04 Z ,  B60K 41/26 ,  B60L 15/20 K ,  B60T 8/00 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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