特許
J-GLOBAL ID:200903043884836138

原子力プラント用金属材料の評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-203072
公開番号(公開出願番号):特開平5-045491
出願日: 1991年08月14日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】金属材料のき裂発生時期、進展速度および進展,停止挙動を定量的に予測し、評価する。【構成】原子力プラントの一次系水中で発生し進展した金属材料に生じるき裂の破面の酸化物に含まれる放射性金属核種の放射線計測および金属分布測定を行う。すなわち、金属材料について比放射能の時間経過の変化による放射能測定を行う。比放射能は評価すべき水中ではある時間まで蓄積と減衰により変化する。水中から取り出した後は減衰により変化する。この変化の線図を作成し、放射線量と金属分布測定を行い、比放射能を求める。この比放射能により、き裂が測定点まで進展した時刻τを導出できる。また、き裂破面上の2点間の距離を前記比放射能の測定結果から導いた時間で除することによってき裂進展速度を導出できる。
請求項(抜粋):
原子力プラントの一次系水中に浸漬されて金属材料に発生し進展したき裂の破面に堆積する酸化物に含まれる放射性核種の経時変化による放射能測定を行うとともに放射線量と金属分布測定を行って比放射能を求め、この比放射能によってき裂があらかじめ予想した測定点まで進展した時刻を導出し、且つき裂破面上の2点間の距離を前記比放射能の測定結果から導いた時間で除することによってき裂進展速度を導出することを特徴とする原子力プラント用金属材料の評価方法。

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