特許
J-GLOBAL ID:200903043887038488

電子楽器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-350793
公開番号(公開出願番号):特開平7-199934
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】 手の力に個人差があっても演奏者個々のダイナミックレンジを十分に活かすことができる【構成】 現時点での押鍵速度の最大値がどの程度の割り合いで使用されているのかを判定し、高い頻度で使用されていると判断すると、現時点での押鍵速度の最大値を大きくするために、変換テーブルのバイアス値を小さくする。すなわち、タッチ特性曲線を押鍵速度の速い方へ並行移動させる。これに対して、現時点での押鍵速度の最大値が殆ど使用されていないと判断すると、現時点での押鍵速度の最大値を小さくするために、変換テーブルの現時点でのバイアス値を大きくする。すなわち、タッチ特性曲線を押鍵速度の遅い方へ並行移動させる。これにより、演奏者個々の手の力の強さに応じてた変換テーブルが得られるので、演奏者個々のダイナミックレンジを十分に活かすことができる。
請求項(抜粋):
鍵盤の押鍵速度を検出する押鍵速度検出手段と、押鍵速度をベロシティデータに変換するための変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、前記変換テーブルにより設定された押鍵速度の最大値が使用される割り合を判定し、該押鍵速度の最大値が高い頻度で使用されていると判断すると、現時点での押鍵速度の最大値を大きくするように前記変換テーブルのバイアス値を変更し、また、押鍵速度の最大値が殆ど使用されていないと判断すると、現時点での押鍵速度の最大値を小さくするように前記変換テーブルのバイアス値を変更する制御を行なう第1の制御手段と、前記押鍵速度検出手段にて検出された押鍵速度から前記変換テーブルによりベロシティデータを生成し、このベロシティデータとともに押鍵されたキーコードを音源に供給する制御を行なう第2の制御手段と、を備えたことを特徴とする電子楽器。
IPC (2件):
G10H 1/053 ,  G10F 3/00
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平1-142797
  • 特開昭63-061293
  • 電子楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-221983   出願人:カシオ計算機株式会社
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