特許
J-GLOBAL ID:200903043887134681

プラスチック成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-029119
公開番号(公開出願番号):特開平5-220860
出願日: 1992年02月17日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、プラスチック成形装置に関し、高精度な成形品に対して歪や傷を発生させる突き出し機構を用いることなく、型からの成形品の取り出しが容易に行え、キャビティ内に挿入した樹脂の内圧が生じてもバリ等を発生することなく、キャビティの内面に沿って忠実に成形することを目的とする。【構成】 鏡面を有するキャビティ4を備えた上型1と下型2とからなる一対のエージング用金型をキャビティ4を中心として複数の金型部材に分離し、型締め方向と直交する締め付け方向に配列して、そのエージング用金型1,2を締め付け方向の両側から金型締め付け機構13,14により締め付け可能とする。そして、エージング用金型のキャビティ4には、前加工したプラスチック母材3を挿入して、締め付け方向および型締め方向から締め付けを行い、金型温度調節部7,8を使ってエージング処理して、キャビティ形状をプラスチック母材に忠実に転写するように構成する。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの鏡面を有するプラスチック成形用のキャビティを備えた一対のエージング用金型を含み、該キャビティと形状および容積が略同じに前加工された熱可塑性のプラスチック母材を該エージング用金型内に挿入し、エージングによって該プラスチック母材をガラス転移温度以上に加熱溶融して樹脂内圧を発生させた後、徐冷してキャビティ内の鏡面をプラスチック母材に転写させるプラスチック成形装置において、前記一対のエージング用金型の少なくとも一方が金型を互いに当接させる型締め方向と直交する方向に前記キャビティを中心として複数の金型部材に分離して配列した分離金型と、該分離金型を前記型締め方向と直交する方向の両側から締め付ける金型締め付け機構と、を備えたことを特徴とするプラスチック成形装置。
IPC (4件):
B29C 71/02 ,  B29C 69/00 ,  G02B 26/10 ,  B29L 11:00

前のページに戻る