特許
J-GLOBAL ID:200903043888880875

炭化水素留分中のベンゼンおよび軽質不飽和化合物の含量の選択的減少方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-349335
公開番号(公開出願番号):特開平9-188882
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】低コストで、粗リフォーマートから、ベンゼンプアのリフォーマートを、収率を有意に失うことなくかつオクタン価のロスが非常にわずかであるかオクタン価の増加を伴って生成することができ、これによって炭化水素留分中のベンゼンおよび軽質不飽和化合物の含量を選択的に減少させる方法を提供する。【解決手段】 本方法は、少なくとも一部、異性化の方に向けられる留分中において、ベンゼン、シクロヘキサンおよび1分子あたり炭素原子数7のイソパラフィンとの共沸によって、エントレインメントを回避するように配列され、かつ操作される、蒸溜、水素化および異性化の3つの操作の統合を特徴とする。方法は、水素化帯域が、少なくとも一部、蒸溜帯域の外側にあることを特徴とする。
請求項(抜粋):
1分子あたり炭素原子数が少なくとも5の炭化水素から大部分成り、かつ1分子あたり炭素原子数が多くとも6の少なくとも1つの不飽和化合物、そのうちのベンゼンを含む仕込原料の処理方法であって、液排出帯域(zone d'epuisement)と、精留帯域とを備え、水素化反応帯域と組み合わされ、かつ少なくとも1つの触媒床を含む蒸溜帯域において、前記仕込原料を処理し、この帯域において、水素化触媒の存在下、および水素を含む気体フラックスの存在下、1分子あたり炭素原子数が多くとも6でありかつ前記仕込原料に含まれる不飽和化合物の少なくとも一部の水素化を実施し、反応帯域の仕込原料は、抜出し(prelevement) のレベルの高さで抜出され、かつ精留帯域を流れる液体の少なくとも一部を占めるものであり、反応帯域の流出物は、蒸溜帯域の少なくとも1つの再導入レベルの高さに、少なくとも一部再導入されて、蒸溜の連続性を確保するようにし、最終的に、蒸溜帯域の頂部において、1分子あたり炭素原子数が多くとも6の不飽和化合物が非常にプアになった流出物を取出し、蒸溜帯域の底部において、1分子あたり炭素原子数が多くとも6の不飽和化合物がプアになった流出物を取出すようにする方法において、前記方法は、水素化帯域が、少なくとも一部、蒸溜帯域の外側にあることを特徴とする方法。
IPC (4件):
C10G 45/36 ,  C10G 45/40 ,  C10G 45/48 ,  C10G 45/52
FI (4件):
C10G 45/36 ,  C10G 45/40 ,  C10G 45/48 ,  C10G 45/52

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