特許
J-GLOBAL ID:200903043890268125

洗浄液の油水分離方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-327140
公開番号(公開出願番号):特開平9-164303
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 アニオン性界面活性物質を含む水溶性油、乳化型の不水溶性油等を汚れとして含む種々の洗浄液に適用できる安価でしかも効率よい連続油水分離方法、及び前記方法を適用して良い成果が得られる油水分離装置を提供すること。【解決手段】 被洗浄物を洗浄する工程からの油汚れを含んだ洗浄液中の油を分離する洗浄液の油水分離方法において、洗浄工程の後に隔膜電解工程を設けてその陽極と陰極に直流電圧を負荷し、隔膜電解工程の陽極室に洗浄液を通液し、陽極室を通過した洗浄液を油水分離工程に導入して油と水を分離し、油を除去した後、洗浄液を隔膜電解工程の陰極室に導き、陰極室を通過した洗浄液を洗浄工程に還流するか、系外に排出する洗浄液の油水分離方法及び油水分離装置。洗浄液は水、界面活性剤を含む水、あるいはさらにビルダを配合したものである。
請求項(抜粋):
被洗浄物を洗浄する洗浄工程からの、油性汚れを含んだ洗浄液中の油を油水分離工程において分離する洗浄液の油水分離方法において、前記洗浄工程からの油性汚れを含んだ洗浄液を、陽極と陰極の間に直流電圧を印加して直流電流が負荷された前記隔膜電解工程の陽極室に通液し、前記陽極室を通過した洗浄液を加熱して前記油水分離工程に導入し、油と水を分離せしめて油を除去した後、油を除去した前記洗浄液を前記隔膜電解工程の陰極室に導くことを特徴とする洗浄液の油水分離方法。

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