特許
J-GLOBAL ID:200903043893630011

真空圧可変式吸引成形方法及び該方法に使用する吸引成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 洋平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-047715
公開番号(公開出願番号):特開平5-212781
出願日: 1992年02月05日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 成形雌型50の凹部51に吸引密着して成形される熱可塑性材からなるシートW又は薄板に損傷が生じないように成形するための吸引成形方法、及び成形装置を提供する。【構成】 成形装置は、真空ポンプ43と、成形雌型50の凹部51に形成された空気吸引孔52との間に並列に接続された単位時間当りの空気流量の異なる2つのバルブとで構成される。吸引成形方法は先ず、空気流量の少ない方のバルブを開いて、加熱されたシートW又は薄板で覆われた凹部51内の空気を空気吸引孔52から真空ポンプ43によって吸引し、シートW又は薄板を凹部51内壁53に接近させる。次に、空気流量の大きい方のバルブも開いて、凹部51内の空気を吸引したときの第1真空圧より低圧の第2真空圧で凹部51内の残留空気を吸引し、シートW又は薄板を凹部51内壁53に密着させる。最後に、空気流量の少ない方のバルブのみ開いた状態で、凹部51内壁53に密着したシートW又は薄板を第2真空圧より圧力の高い第3真空圧で吸引しながら冷却する。
請求項(抜粋):
熱可塑性材からなる加熱されたシート又は薄板で覆われた成形雌型の凹部に形成された空気吸引孔から前記凹部内の空気を吸引して前記シート又は薄板を前記凹部の内壁に接近させた後、前記空気を吸引したときの第1真空圧より低圧の第2真空圧で前記凹部内の残留空気を吸引し前記シート又は薄板を前記内壁に密着させ、さらに、前記内壁に密着した前記シート又は薄板を前記第2真空圧より圧力の高い第3真空圧で吸引しながら冷却して前記シート又は薄板を所望の形状に成形することを特徴とする、吸引成形方法。
IPC (4件):
B29C 51/10 ,  B29C 51/36 ,  B29C 51/42 ,  B29L 22:00

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