特許
J-GLOBAL ID:200903043898096862

並列半導体スイッチ素子の過電流検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-187958
公開番号(公開出願番号):特開平10-042546
出願日: 1996年07月18日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】並列接続した複数の半導体スイッチ素子を共通の駆動回路からの動作信号で同時に動作させる構成の装置で、いずれかの半導体スイッチ素子に過電流を生じたことを、簡単な回路で確実に検出できるようにすることにある。【解決手段】複数の(例えば2つのIGBT2,3)を並列にしてこれらに共通の駆動信号をゲート駆動回路11が与える際に、ゲート駆動回路11と各IGBTとの間の各配線にゲート電流検出器12と13を挿入する。いずれかのIGBTに過電流が流れるとゲート電流検出器12と13とで検出電流の極性が異なることを極性検出器21と22及び排他的論理和素子23で検出してアーム短絡電流発生を検知する。またはゲート電流検出器12と13での検出電流のいずれかが所定値を越えたことを過電流検出器31,32及び論理和素子33で検出する回路を付加し、この論理和素子33の出力と前記排他的論理和素子23の出力との論理積を論理積素子34で演算し、アーム短絡電流の発生を検出する。
請求項(抜粋):
複数の半導体スイッチ素子に共通の駆動信号を出力する駆動回路と、これら複数の半導体スイッチ素子の各正極端子同士を相互に接続する導体と、各負極端子同士を相互に接続する導体と、前記駆動回路から各制御極端子へ別個に接続する配線と、前記駆動回路から各負極端子と同電位の制御端子へ別個に接続する配線とを備えてなる並列半導体スイッチ素子において、前記駆動回路と各半導体スイッチ素子との間に駆動信号を流す前記各配線に別個に設置する電流検出回路と、この電流検出回路が検出する各電流の極性を別個に検出する極性検出回路と、各電流の検出極性が不一致のときに前記並列半導体スイッチ素子のいずれかに過電流が生じたと判定する過電流判定回路と、を備えていることを特徴とする並列半導体スイッチ素子の過電流検出装置。
IPC (6件):
H02M 1/00 ,  G05F 1/10 304 ,  H02H 3/08 ,  H02H 3/32 ,  H02M 1/08 ,  H02M 1/08 341
FI (6件):
H02M 1/00 L ,  G05F 1/10 304 M ,  H02H 3/08 T ,  H02H 3/32 ,  H02M 1/08 A ,  H02M 1/08 341 B

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