特許
J-GLOBAL ID:200903043898304872

磁気共鳴画像化における渦電流補償

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-265018
公開番号(公開出願番号):特開平6-261877
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 多数のスピン-エコーシーケンスを与えて渦電流の影響を補償する磁気共鳴画像化方法及び装置を提供することを目的とする。【構成】 渦電流は印加された磁場を妨害し、それによって検査をうける人体7の歳差運動を行う核スピンの位相を変え、再構成画像にアーティファクトを引き起こす。補助勾配場371-374、381-384、391-394を有する被切替え勾配場シーケンスの補足によって渦電流の妨害効果が補償される。これらの補助勾配場は正味の影響は零であるが、標準の被切替え勾配磁場331-333、342-343、342’-343’、352-353により発生される渦電流の妨害効果を補償する更なる渦電流を発生する。2つのRFパルス321、322、323のあらゆる間隔で時間積分された全勾配強度が所望値に実質的に一致するよう補助勾配場が選択される。
請求項(抜粋):
- 少なくとも人体の一部分における核双極子モーメントの励起のための励起無線周波数パルス(RF-パルス)(21)の印加と、- 該励起RFパルス(21)に続く少なくとも一のリフォーカシングRFパルス(22-26)と、上記励起された部分で位置依存磁気共鳴信号(62-66)を発生する被切替え勾配磁場(31-36,42-46,51-56)の印加とから成る少なくとも一の測定手順を含む、実質的に均一な主静止磁場に置かれた人体(7)の磁気共鳴画像化方法であって、前記測定手順は、上記印加された勾配形のRFパルス間の時間的に積分された強度がCPMG条件を満たすような印加勾配形状を有し、一の補助的な被切替え勾配磁場(291)又は複数の補助的な被切替え勾配磁場(371-374,381-384,391-394)から成り、位置依存信号を発生する被切替え勾配場及び前記一又は複数の補助的な被切替え勾配磁場とにより発生させられる渦電流により励起され、一対のRFパルスの間で時間的に積分された核双極子モーメントの位相への結合された影響がCPMG条件を満足するように、渦電流を発生する一又は複数の前記補助的な被切替え勾配磁場が更に大きさを定められたことを特徴とする磁気共鳴画像化方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/38
FI (2件):
A61B 5/05 341 ,  G01N 24/06
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平4-129531
  • 特開平2-152440
  • 特開平2-234742
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審査官引用 (2件)
  • 特開平4-129531
  • 特開平2-152440

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