特許
J-GLOBAL ID:200903043901616473

磁気テープ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-167248
公開番号(公開出願番号):特開平6-012745
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 磁気テープの摩耗粉などによる汚染を生じることなくオフトラックを確実に防止することが可能な磁気テープ装置を提供する。【構成】 記録・再生ヘッド1の前後に設けられた一対の磁気テープガイド3の各々は円弧状の案内面6aを有するテープ平面支持部材6と下端支持部材5および上端支持部材7で構成され、テープ平面支持部材6の案内面6aには複数の空気吹き出し孔6bと上端支持部材7の近傍に沿って形成された傾斜領域6eが設けられている。磁気テープ2は空気吹き出し孔6bから流出する空気により案内面6aおよび上端支持部材7に非接触に浮上し、傾斜領域6e側の端縁から流出する空気流による力、および傾斜領域6eの勾配に沿った端縁の変形の復元力などにより規準の下端支持部材5に磁気テープ2を沿わせる付勢力が作用する。
請求項(抜粋):
磁気テープに対して情報の記録/再生を行う記録・再生ヘッドと、この記録・再生ヘッドに対して前記磁気テープを走行駆動する磁気テープ駆動機構と、前記記録・再生ヘッドの前後における前記磁気テープの走行経路に設けられた一対の磁気テープガイドとを備え、前記磁気テープガイドの各々は、前記記録・再生ヘッドに対する前記磁気テープの所定の巻付け角を設定する円弧状の案内面と、前記案内面に空気を噴出させる複数の空気吹き出し孔と、前記案内面における前記磁気テープの走行経路の両側に沿って当該磁気テープの幅寸法よりも大きな間隔で配置された第1および第2の側端支持部材と、前記第2の側端支持部材の近傍に沿って当該第2の側端支持部材に向かって幅方向に前記磁気テープと前記案内面との間隙が漸減する勾配を持って当該案内面に形成された傾斜領域とからなることを特徴とする磁気テープ装置。

前のページに戻る