特許
J-GLOBAL ID:200903043904623438

無励磁電磁ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-181753
公開番号(公開出願番号):特開平7-035175
出願日: 1993年07月23日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】回転円板の両面に制動ばねの力を作用させる構成でも、回転中の回転円板の軸方向の自由度が規制され、摺動音の発生を防止する。【構成】ブレーキ装置の主構成は、電磁石1と制動ばね2と可動鉄心3と制動板4と回転円板5とセンタハブ6とスタッド9とからなる。回転円板5に内フランジ12aを持つ筒状体12を固着し、センタハブ6に円板14を固着して内フランジ12aの回転円板5側に配置し、円板14と回転円板5との間に圧縮ばね21を設ける。回転円板5の移動距離δを可動鉄心3のギャップgより小さくし、圧縮ばねの力を制動ばね2の力より充分小さくする。制動が開放されて回転中の回転円板5が可動鉄心3の方向へ圧縮ばね21で付勢されても、g>δであるから、回転円板5は開放位置にある可動鉄心3と制動板4との間に軸方向位置が定まり、可動鉄心3とも制動板4とも摺動せず、摺動音の発生がない。
請求項(抜粋):
電磁石に吸引されて制動を解放し制動ばねで押されて制動をする軸方向にのみ移動可能な可動鉄心と、この可動鉄心と制動板との間に配置される回転円板と、この回転円板と軸方向にのみ移動可能に結合されるセンタハブと、このセンタハブに固定され軸受で支承される回転軸と、電磁石の固定鉄心と制動板との相互位置を確保する連結部材とを備える無励磁電磁ブレーキにおいて、センタハブ又は回転軸と回転円板との間に、回転円板の制動位置から開放方向への移動距離が可動鉄心の制動位置から開放位置までのギャップより小さい位置に規制する移動規制手段と、回転円板を開放方向に付勢する力が制動ばねの力より小さい付勢手段とを備えることを特徴とする無励磁電磁ブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 55/28 ,  F16D 65/21

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