特許
J-GLOBAL ID:200903043910416541
快削性工具鋼
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-060809
公開番号(公開出願番号):特開2002-256381
出願日: 2001年03月05日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】 優れた被削性を有するとともに、素材の鍛伸方向に関する機械的特性、特に靭性に異方性が生じにくい快削性工具鋼を提供する。【解決手段】 Tiの含有率をWTi(質量%)、Zrの含有率をWZr(質量%)として、WTi+0.52WZrが0.03〜3.5質量%となるように、Ti及び/又はZrを含有する。さらに、Sの含有率をWS(質量%)、Seの含有率をWSe(質量%)、Teの含有率をWTe(質量%)として、WS+0.4WSe+0.25WTeが0.01〜1.0質量%となり、かつ、(WTi+0.52WZr)/(WS+0.4WSe+0.25WTe)が1〜4、となるようにS、Se及びTeの少なくともいずれかを含有する。さらに、Ti及び/又はZrを金属元素成分の主成分とし、該金属元素成分との結合成分として、Cを必須とし、S、Se及びTeの少なくともいずれかを含有する快削性付与化合物相が、断面における面積率にて0.1〜10%の範囲にて組織中に分散形成されている。
請求項(抜粋):
0.1〜2.5質量%のCを含有し、Tiの含有率をWTi(質量%)、Zrの含有率をWZr(質量%)として、WTi+0.52WZrが0.03〜3.5質量%となるように、Ti及び/又はZrを含有し、Sの含有率をWS(質量%)、Seの含有率をWSe(質量%)、Teの含有率をWTe(質量%)として、WS+0.4WSe+0.25WTeが0.01〜1.0質量%となり、かつ、(WTi+0.52WZr)/(WS+0.4WSe+0.25WTe)が1〜4、となるようにS、Se及びTeの少なくともいずれかを含有し、かつ、Ti及び/又はZrを金属元素成分の主成分とし、該金属元素成分との結合成分として、Cを必須とし、S、Se及びTeの少なくともいずれかを含有する快削性付与化合物相が、断面における面積率にて0.1〜10%の範囲にて組織中に分散形成されていることを特徴とする快削性工具鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 301
, C22C 38/00 302
, C22C 38/60
FI (3件):
C22C 38/00 301 H
, C22C 38/00 302 E
, C22C 38/60
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