特許
J-GLOBAL ID:200903043913649903

作業車の走行伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-292338
公開番号(公開出願番号):特開2002-096753
出願日: 2000年09月26日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】【課題】 緩旋回、ブレーキ旋回、超信地旋回によって機体旋回できる作業車の走行伝動装置を、操作簡単に旋回モードを選択できながら比較的小型に得られるようにする。【解決手段】走行駆動ギヤ30a,30bを操向クラッチ機構20で直進伝動ギヤ9に連結すると、走行装置34a,34bが直進伝動ギヤ9で駆動される。走行駆動ギヤ30a,30bを操向クラッチ機構20で旋回ギヤ19a,19bに連結すると、走行装置34a,34bが旋回ギヤ19a,19bで駆動されたり、中間伝動軸13に付いている旋回ブレーキ12で制動される。旋回ブレーキ12は、かみ合い式のブレーキで、ブレーキスプリングによって入り側に付勢されている。モード選択レバー70を直線状の操作経路に沿わせて操作することにより、ブレーキ旋回モードと超信地旋回モードと緩旋回モードとが択一的に現出される。
請求項(抜粋):
左走行装置を駆動する左走行駆動ギヤを直進伝動ギヤに連動させる直進用入り状態と、左走行駆動ギヤを左旋回ギヤに連動させる旋回用入り状態とに切り換え自在な左操向クラッチ機構を備え、右走行装置を駆動する右走行駆動ギヤを直進伝動ギヤに連動させる直進用入り状態と、右走行駆動ギヤを右旋回ギヤに連動させる旋回用入り状態とに切り換え自在な右操向クラッチ機構を備え、駆動軸の回動力を中間伝動軸によって逆転して伝達して左旋回ギヤおよび右旋回ギヤを直進伝動ギヤとは逆の回転方向に回動させる逆転伝動状態と、前記駆動軸の回動力を減速して伝達して前記左旋回ギヤおよび右旋回ギヤを直進伝動ギヤと同一の回転方向に直進伝動ギヤよりも低速で回動させる低速伝動状態と、前記駆動軸から前記左旋回ギヤおよび右旋回ギヤへの伝動を絶つ切り状態とに切り換え自在な旋回伝動機構を備えてある作業車の走行伝動装置であって、前記左旋回ギヤおよび右旋回ギヤに作用するかみ合い式の旋回ブレーキと、この旋回ブレーキを入り側に付勢するスプリングと、ブレーキ旋回位置と超信地旋回位置と緩旋回位置とに一つの軸芯まわりで揺動操作自在な一本のモード選択レバーとを備え、前記旋回伝動機構の切り換え操作部と、前記旋回ブレーキの操作部とを前記モード選択レバーにリンク機構によって連動させるとともに、モード選択レバーがブレーキ旋回位置に操作されると、旋回ブレーキが前記スプリングによって入り側に切り換え操作されるとともに旋回伝動機構が前記切り状態になるブレーキ旋回モードを現出し、モード選択レバーが超信地旋回位置に操作されると、旋回ブレーキがレバー操作力によって切り側に切り換わるとともに旋回伝動機構が逆転伝動状態になる超信地旋回モードを現出し、モード選択レバーが緩旋回位置に操作されると、旋回ブレーキがレバー操作力によって切り側に切り換わるとともに旋回伝動機構が低速伝動状態になる緩旋回モードを現出するように前記リンク機構を構成してある作業車の走行伝動装置。
IPC (3件):
B62D 11/08 ,  B60K 17/08 ,  B62D 11/16
FI (4件):
B62D 11/08 M ,  B62D 11/08 C ,  B60K 17/08 H ,  B62D 11/16
Fターム (30件):
3D039AA02 ,  3D039AA04 ,  3D039AA05 ,  3D039AB13 ,  3D039AB22 ,  3D039AC03 ,  3D039AC04 ,  3D039AC23 ,  3D039AC33 ,  3D039AC40 ,  3D039AC70 ,  3D039AC77 ,  3D039AD06 ,  3D039AD23 ,  3D039AD54 ,  3D052AA03 ,  3D052AA18 ,  3D052BB09 ,  3D052BB10 ,  3D052BB11 ,  3D052DD04 ,  3D052EE01 ,  3D052FF01 ,  3D052FF02 ,  3D052GG04 ,  3D052HH01 ,  3D052HH03 ,  3D052JJ14 ,  3D052JJ20 ,  3D052JJ23

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