特許
J-GLOBAL ID:200903043914180062

歩行支援システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-311886
公開番号(公開出願番号):特開2007-090019
出願日: 2005年09月29日
公開日(公表日): 2007年04月12日
要約:
【課題】脚力の能力に不安を持つ人に対して、本発明のシステムを組み込んだ歩行支援機を使用し、屋外の生活空間である市街地を歩行する自信を回復して自律的に歩行移動を行う意欲を持ってもらうことである。すなわち、被支援者の脚力能力と体力に適合させて、市街地の各種バリアーを含めた歩行通路をその人の望む通り歩行移動することを連続的に支援を行う。【解決手段】バリアーとなる段差やでこぼこ路の歩行移動時の歩行支援機の走行抵抗を軽減する手段として、速度制御を行う方式の電動モータによる動力補助支援を行う。ハンドル部に負荷される被支援者の押力の組合せ、その押力の比率、その押力の合成力ベクトルの方向により被支援者の状態を感知し、被支援者の歩行リズムに適合し、できる限り違和感のない設定を行う。同時に、歩行通路のバリアーの存在などの環境のちがいに対して、スイッチやレバー類による操作が不要となる方式である。【選択図】図10
請求項(抜粋):
高齢者、歩行機能障害者等の歩行者の歩行を支援する歩行支援機において、被支援歩行者の自重を支え、被支援歩行者の歩行または旋回する意思を伝えるため加えられる力を受けるハンドル部及びこのハンドル部に加えられる押力または回転トルクを検出する検出器を備えた前記歩行支援機であると同時に、「被支援歩行者の自重を支える押力と前記歩行支援機の前後方向に加えられる押力との比率またはその比率変化量の測定値」または「被支援歩行者の自重を支える押力の測定値と前記歩行支援機の前後方向に加えられる押力の測定値の組合せ」により求められる予め設定された目標値と前記歩行支援機の前後方向の速度または支援駆動力を比較して前記歩行支援機を前後方向に移動制御する制御手段とを備えたことを特徴とする歩行支援機。
IPC (1件):
A61H 3/04
FI (1件):
A61H3/04

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