特許
J-GLOBAL ID:200903043914302435
廃棄物処理方法および廃棄物処理設備
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-246971
公開番号(公開出願番号):特開2000-074336
出願日: 1998年09月01日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、塩素分を含む廃プラスチックを都市ゴミ等の可燃物および不燃物からなる廃棄物とともに処理する場合、塩素分による廃熱回収ボイラの高温腐食の問題、ダイオキシン再合成触媒(CuCl2 )等有害物質の生成の問題を解決し、低コストで高効率発電が可能で、灰分の減容が可能な廃棄物処理方法および廃棄物処理設備を提供する。【解決手段】 廃棄物を前処理して、熱分解チャーと熱分解ガスを生成し、塩素をチャー中に固定化して、熱分解ガスを燃焼炉で完全燃焼させて廃熱回収ボイラに導入し、一方、熱分解チャーをチャー溶融炉で酸素または酸素富化空気または空気により溶融してスラグ化し、生成ガスを湿式洗浄する廃棄物の処理方法で、塩素を含む廃プラスチックをチャー溶融炉に、塩素を含まない廃プラスチックを前処理炉、燃焼炉、チャー溶融炉に吹き込み処理し、燃焼排ガス顕熱を廃熱回収ボイラで回収し、蒸気タービンにて高効率に発電させる。
請求項(抜粋):
可燃物および不燃物からなる廃棄物を、前処理炉で前処理して分解チャーと熱分解ガスを生成すると共に、廃棄物中に含有していた塩素分をチャー中に固定化して、固気分離装置で熱分解チャーと熱分解ガスを分離し、熱分解ガスは燃焼炉に導入して空気により完全燃焼させて廃熱回収ボイラに導入し、一方、熱分解チャーはチャー溶融炉に導入して酸素または酸素富化空気により可燃ガス化するか、あるいは空気により完全燃焼するとともに、灰分を溶融してスラグ化し、チャー溶融炉から発生したガスを湿式洗浄する廃棄物の処理方法であって、塩素を含む廃プラスチックをチャー溶融炉に吹き込み、チャー溶融炉の補助燃料として利用するとともに、HCl、Cl2 等の発生による廃熱ボイラの高温腐食を防止し、併せてダイオキシン再合成触媒(CuCl2 等)などの有害物質の生成を抑制しながら塩素分を含む廃プラスチックも処理することを特徴とする廃棄物処理方法。
IPC (8件):
F23G 5/00 115
, F23G 5/00 ZAB
, F23G 5/027 ZAB
, F23G 5/14 ZAB
, F23G 5/14
, F23G 5/16 ZAB
, F23G 7/12 ZAB
, F23J 15/02
FI (8件):
F23G 5/00 115 Z
, F23G 5/00 ZAB
, F23G 5/027 ZAB Z
, F23G 5/14 ZAB D
, F23G 5/14 ZAB F
, F23G 5/16 ZAB E
, F23G 7/12 ZAB Z
, F23J 15/00 C
Fターム (33件):
3K061AA16
, 3K061AA24
, 3K061AB02
, 3K061AB03
, 3K061AC01
, 3K061AC13
, 3K061AC20
, 3K061BA05
, 3K061BA10
, 3K061CA07
, 3K061DA03
, 3K061DA18
, 3K061FA10
, 3K061FA21
, 3K070DA01
, 3K070DA05
, 3K070DA06
, 3K070DA08
, 3K070DA32
, 3K070DA35
, 3K070DA49
, 3K070DA56
, 3K070DA87
, 3K078AA05
, 3K078AA10
, 3K078BA03
, 3K078BA21
, 3K078BA22
, 3K078BA26
, 3K078CA02
, 3K078CA06
, 3K078CA21
, 3K078CA24
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