特許
J-GLOBAL ID:200903043918458049

暗号通信方法、電子投票システム及びICカード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 正剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350491
公開番号(公開出願番号):特開平11-187015
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 投票者が正当か否かを判断でき、且つデータの改竄を確実に阻止することができる電子投票システムを提供する。【解決手段】 投票券の代わりにICカードから成る投票カード10を用いる。投票機20は、投票カード10の発行時に、センタホスト30に対して、カードIDとその投票カード10のカード公開鍵とを通知する。投票時、投票カード10内の投票データ、この投票データをカード秘密鍵で暗号化した暗号投票データ、及びカードIDの組をホスト公開鍵で暗号化して暗号送信データを生成し、これを投票機20を通じてセンタホスト30に送る。センタホスト30は、暗号送信データをホスト秘密鍵で復号し、これにより得られたカードIDを検索キーとしてカード公開鍵を索出し、カード公開鍵で暗号投票データを復号する。そして、復号結果と暗号データとを照合し、一致すれば、正当な投票データとする。
請求項(抜粋):
電子データの記録領域を有する投票カードを固有データ及び所定の投票データの記録媒体とするカードシステムと、投票に関わる所定の処理を行うセンタホストとの間で公開鍵方式を用いて行う暗号通信方法であって、前記カードシステムで発行した個々の投票カードに当該カード固有のカードID、カード秘密鍵、及び前記センタホストに固有のホスト公開鍵を記録し、一方、前記センタホストに、発行された前記投票カードのカードID、ホスト秘密鍵、及び検索キーによって索出可能なカード公開鍵を記録させる過程と、前記カードシステムが、前記投票カードに記録された投票データを前記カード秘密鍵で暗号化し、これにより得られた暗号投票データを、暗号化前の投票データ及び当該投票カードのカードIDと共に前記ホスト公開鍵で暗号化し、これにより得られた暗号送信データを前記センタホスト宛てに送信する過程と、前記暗号送信データを受信したセンタホストが、この暗号送信データを自己のホスト秘密鍵で復号し、これにより得られたカードIDを前記検索キーとして当該投票カードのカード公開鍵を索出し、索出したカード公開鍵で前記暗号投票データを復号するとともに、この復号により得られた投票データと前記暗号化前の投票データとが一致したときに、当該投票データと索出したカード公開鍵との組を以後の通信相手情報として保持する過程と、を少なくともこの順に実行することを特徴とする暗号通信方法。
IPC (4件):
H04L 9/32 ,  G06F 3/08 ,  G06F 19/00 ,  G09C 1/00 620
FI (5件):
H04L 9/00 675 B ,  G06F 3/08 C ,  G09C 1/00 620 Z ,  G06F 15/28 B ,  H04L 9/00 673 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • トータリゼータシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-062853   出願人:富士通株式会社
  • 特開平4-118777
  • 特開平3-099364
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