特許

J-GLOBAL ID：200903043928344874

極めて優れた磁気特性を有する無方向性電磁鋼板の熱間圧延方法

発明者： 持永 季志雄 ,  東根 和隆
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田村 弘明 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-095624
公開番号（公開出願番号）：特開平5-105955
出願日： 1991年04月25日
公開日（公表日）： 1993年04月27日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、雰囲気制御型電気式加熱炉を使用し、MnSやAlN等の介在物の再固溶を防止するため1150°C以下のスラブの低温加熱を実現する方法を示したものであり、これにより極めて優れた磁気特性を有する無方向性電磁鋼板の製造が可能である。【構成】 [C]0.0080%以下、[Si]4%以下、[Mn]0.02〜0.6%以下、[P]0.1%以下、[S]0.0050%以下、[Al]1.0%以下、[N]0.0030%以下、残部実質的にFeよりなる無方向性電磁鋼用スラブを熱間圧延するに際し、粗圧延機に隣接して設けた雰囲気制御型電気式加熱炉で1150°C以下に加熱し、該スラブを炉から抽出後直ちに粗圧延し、引続き仕上圧延をする熱間圧延方法である。【効果】鉄損等磁気特性の極めて優れた無方向性電磁鋼板を得ることができる。

請求項（抜粋）：

[C]0.0080%以下、[Si]4%以下、[Mn]0.02〜0.6%以下、[P]0.1%以下、[S]0.0050%以下、[Al]1.0%以下、[N]0.0030%以下、残部実質的にFeよりなる無方向性電磁鋼用スラブを熱間圧延するに際し、粗圧延機に隣接して設けた雰囲気制御型電気式加熱炉で1150°C以下に加熱し、該スラブを炉から抽出後直ちに粗圧延し、引続き仕上圧延を実施することを特徴とする極めて優れた磁気特性を有する無方向性電磁鋼板の熱間圧延方法。

IPC (4件)：

C21D 8/12 ,  C21D 9/00 101 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特公昭44-015047
  
• 特開昭63-000418
  
• 特開昭60-190521