特許
J-GLOBAL ID:200903043931588482

文字出現フレーム抽出装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-190492
公開番号(公開出願番号):特開平10-040391
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】動画像を構成する複数のフレームの中から文字が含まれるフレームを抽出する場合に,従来手法で問題となった文字出現フレーム抽出失敗,および過剰検出を減少させ,文字が出現するフレームの抽出精度を向上させる。【解決手段】動画像を構成する各フレームを予め決められた方法で部分矩形領域に分割し(2) ,前後の時刻の複数のフレームとの間で対応する部分矩形領域内で輝度ヒストグラム差分値を算出しておき(6) ,各フレームと前後の時刻の複数のフレームとの間で求めた複数の輝度ヒストグラム差分値の中で,前の時刻の複数のフレームとの間で求めた差分値は予め設定した第1の閾値よりも大きい値が1つ以上存在し,且つ後の時刻の複数のフレームとの間で求めた差分値は全ての値が予め設定した第2の閾値より小さいという条件を満たす部分矩形領域を持つ場合,該フレームを文字出現フレームとして抽出する(7,8) 。
請求項(抜粋):
動画像を構成する複数のフレームの中から文字が含まれるフレームを抽出する文字出現フレーム抽出装置において,動画像をフレーム単位に入力して記憶する第1の手段と,前記第1の手段を用いて入力された各フレームに対して,予め設定した複数のフレーム分割法により,フレームを部分矩形領域に分割する第2の手段と,前記第2の手段を用いて部分矩形領域に分割された各フレームにおいて,各部分矩形領域に対して輝度ヒストグラムを生成する第3の手段と,文字出現検出処理対象時刻を指定する第4の手段と,前記第4の手段を用いて指定された時刻に対応するフレームと該フレームの時刻から時間軸の前後に予め設定した1種類以上の時間間隔ずつ離れた1以上の時刻に対応するフレームに対して,前記第2の手段を用いて得られた各部分矩形領域毎に前記第3の手段を用いて得られた輝度ヒストグラムが生成された場合に文字出現検出処理を開始することを決定する第5の手段と,文字出現検出処理対象時刻のフレームと該フレームの時刻から時間軸の前後に予め設定した1種類以上の時間間隔ずつ離れた1以上の時刻に対応するフレームとの間で,前記第2の手段を用いて得られた各部分矩形領域毎に前記第3の手段を用いて得られた輝度ヒストグラムを用いて輝度ヒストグラム差分値を算出する第6の手段と,前記第2の手段を用いて得られた各部分矩形領域毎に,前記第6の手段を用いて求めた輝度ヒストグラム差分値において,前記第4の手段で指定した文字出現検出処理対象時刻のフレームより前の時刻のフレームとの間で算出した差分値の中で予め設定した第1の閾値以上の値が1個以上存在し,且つ文字出現検出処理対象時刻のフレームより後の時刻のフレームとの間で算出した差分値は全て予め設定した第2の閾値よりも小さいという条件を満たすかどうか判定し,該条件を満たす部分矩形領域を持つ場合に該フレームを文字出現フレームとして検出する第7の手段と,前記第7の手段を用いて文字出現フレームとして検出されたフレームを出力する第8の手段とを備えたことを特徴とする文字出現フレーム抽出装置。
IPC (2件):
G06T 7/20 ,  G06T 7/00
FI (2件):
G06F 15/70 410 ,  G06F 15/70 325
引用特許:
出願人引用 (1件)

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