特許
J-GLOBAL ID:200903043932448706

可変容量型斜板式液圧回転機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-317454
公開番号(公開出願番号):特開2001-132613
出願日: 1999年11月08日
公開日(公表日): 2001年05月18日
要約:
【要約】【課題】 容量の異なる液圧回転機を製作するときの作業性を向上させる。【解決手段】 斜板13の裏面側に位置する当接面を、継手14の位置を境として、ケーシング側の第1の支持面4Aに当接する第1の当接面13Cと、ケーシング側の第2の支持面4Bに当接する第2の当接面13Dとにより構成し、これら第1,第2の当接面13C,13Dを斜板13の平滑面13Bに対して傾斜した凸形状に形成する。これにより、斜板13の第1,第2の当接面13C,13Dを加工するだけで、斜板13の傾転角度を異ならせることができる。このため、容量の異なる複数種類の液圧回転機を製作するときに、第1,第2の支持面4A,4Bの傾斜角度を異ならせた複数種類のケーシングを製作する必要がなく、このケーシングに比較して軽量で取扱いの容易な斜板13を加工することにより、作業性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシング内に回転可能に設けられた回転軸と、該回転軸と一体に回転するように前記ケーシング内に設けられ周方向に離間して軸方向に伸長する複数のシリンダが形成されたシリンダブロックと、該シリンダブロックの各シリンダに往復動可能に挿嵌された複数のピストンと、該各ピストンの端部に装着されたシューと、表面側に該各シューが摺動する平滑面が形成されると共に裏面側に当接面が形成され、所定の支点を傾転中心として傾転可能に設けられた斜板と、該斜板を傾転させる傾転制御ピストンと、前記斜板の当接面に対向して前記ケーシングに設けられ、前記支点の位置を境として前記斜板の当接面を支持する第1の支持面と第2の支持面とが凸形状に形成された傾転制御面とを備えてなる可変容量型斜板式液圧回転機において、前記斜板の当接面は、前記支点の位置を境として前記第1の支持面に当接する第1の当接面と、前記第2の支持面に当接する第2の当接面とにより構成し、前記第1,第2の当接面のうち少なくとも一方の当接面を前記平滑面に対して傾斜させることにより、前記第1,第2の当接面を凸形状に形成する構成としたことを特徴とする可変容量型斜板式液圧回転機。
IPC (2件):
F03C 1/253 ,  F04B 1/22
FI (2件):
F03C 1/253 ,  F04B 1/22
Fターム (15件):
3H070AA01 ,  3H070BB04 ,  3H070BB06 ,  3H070CC31 ,  3H070DD05 ,  3H070DD38 ,  3H070DD44 ,  3H070DD55 ,  3H084AA08 ,  3H084AA16 ,  3H084AA43 ,  3H084AA45 ,  3H084BB23 ,  3H084BB24 ,  3H084CC32

前のページに戻る