特許
J-GLOBAL ID:200903043933561638
アミノペプチダーゼOおよびその利用
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
水野 昭宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-379511
公開番号(公開出願番号):特開2006-180813
出願日: 2004年12月28日
公開日(公表日): 2006年07月13日
要約:
【課題】プロテアーゼによるタンパク質プロセッシングは、多様なプロセスにおいて生物学的及び生理学的現象の様々な段階で重要な働きをしている。相同性(ホモロジー)に基づく分子クローニング法を使用し、多様なプロテアーゼ関与の現象・機構を解明することは、正常や病的なプロセスの解明に有用である。【解決手段】細菌からヒトに至るまでの多様な生体に広く分布し、タンパク質の成熟、また生理活性ペプチドの代謝の調節などで重要な役割を果たすアミノペプチダーゼ類に着目し研究を行った結果、新規アミノペプチダーゼ遺伝子を同定した。該遺伝子並びにそれでコードされるタンパク質「アミノペプチダーゼO」の構造の解明により、遺伝子組換え技術などを利用し該タンパクの利用・測定が可能となり、その生理学的・生物学的活性などの解明手段を入手でき、該タンパクに起因する生理現象、関連疾患の診断、原因究明、予知などに利用可能である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(i) アミノペプチダーゼO(AP-O)タンパク質、
(ii) (a) AP-O LTA4H様酵素N末端ドメイン+グルジンシン触媒ドメイン+SH3様モチーフタンパク質、(b) AP-Oグルジンシン触媒ドメイン+SH3様モチーフ+C末端ARMドメインタンパク質、(c) AP-Oグルジンシン触媒ドメイン+SH3様モチーフタンパク質、(d) AP-O LTA4H様酵素N末端ドメイン+グルジンシン触媒ドメインタンパク質、(e) AP-O グルジンシン触媒ドメインタンパク質、(f) AP-O LTA4H様酵素N末端ドメインタンパク質、(g) AP-O SH3様モチーフ+C末端ARMドメインタンパク質及び(h) AP-O C末端ARMドメインタンパク質から成る群から選ばれたタンパク質、
(iii) (A) 配列番号:1, 2, 7, 9又は図1〜2のヌクレオチド配列及び(B) その多形型配列、オルターナティブスプライシング産物、変異体、ホモログ、誘導体配列あるいは部分配列であって且つタンパク分解活性を持つ酵素をコードするかあるいは細胞の変化、ホメオスタシス、成熟プロセスあるいは心臓血管系プロセスに関与するもの、
から成る群から選ばれたヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列の全部あるいはその一部を有するポリペプチド、
(iv) 配列番号:2, 3, 7又は8のアミノ酸配列又は図1〜2のアミノ酸配列から成る群から選ばれた配列からなるポリペプチドあるいはその一部の配列からなるポリペプチド、
(v) (a)配列番号:3のMet1〜Phe819又はAsp2〜Phe819のポリペプチド、(b) 配列番号:3のSer152〜Gly589のポリペプチド、(c) 配列番号:3のLeu167〜Gly589のポリペプチド、(d) 配列番号:3のSer152〜Phe819のポリペプチド、(e) 配列番号:3のLeu167〜Phe819のポリペプチド、(f) 配列番号:3のMet1〜Lys705又はAsp2〜Lys705のポリペプチド、(g) 配列番号:3のSer152〜Lys705のポリペプチド、(h) 配列番号:3のLeu167〜Lys705のポリペプチド、(i) 配列番号:3のTyr590〜Phe819のポリペプチド又は(j) 配列番号:3のTyr590〜Lys705のポリペプチドから成る群から選ばれたポリペプチドあるいはその一部の配列からなるポリペプチド、
(vi) 前記(i)又は(ii)のタンパク質並びに(iii)〜(v)のいずれかのポリペプチドのアミノ酸配列のいずれか一において、1個以上のアミノ酸あるいは1若しくは数個のアミノ酸が、欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、且つ(i)又は(ii)のタンパク質の示す生物学的活性を有するか、あるいは(iii)〜(v)のいずれかのポリペプチドの示す生物学的活性を有するポリペプチド、及び
(vii) 配列番号: 2, 3, 7又は8のアミノ酸配列又は図1〜2のアミノ酸配列から成る群から選ばれた配列あるいはその配列に存在する各ドメインのいずれか一に対し少なくとも67%以上、あるいは70% 以上、又は少なくとも75%以上、又は少なくとも80%以上、又は少なくとも85%以上、又は少なくとも90%より高い相同性を有しているもの、あるいはそれに対し、95%以上あるいは98% 以上の相同アミノ酸配列を有するポリペプチド
から成る群から選ばれたものであることを特徴とするタンパク質若しくはポリペプチド又はその塩、あるいは
(viii) 前記 (i)〜(vii)のいずれか一記載のタンパク質若しくはポリペプチドの部分ペプチド又はその塩。
IPC (21件):
C12N 15/09
, A61K 39/395
, A61K 45/00
, A61K 48/00
, A61P 9/10
, A61P 9/12
, A61P 35/00
, A61P 37/08
, C07K 16/40
, C12N 1/15
, C12N 1/19
, C12N 1/21
, C12N 9/64
, C12P 21/08
, C12Q 1/37
, C12Q 1/68
, G01N 33/15
, G01N 33/50
, G01N 33/53
, C12N 5/10
, A61K 38/00
FI (22件):
C12N15/00 A
, A61K39/395 D
, A61K39/395 N
, A61K45/00
, A61K48/00
, A61P9/10
, A61P9/12
, A61P35/00
, A61P37/08
, C07K16/40
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N9/64 Z
, C12P21/08
, C12Q1/37
, C12Q1/68 A
, G01N33/15 Z
, G01N33/50 Z
, G01N33/53 D
, C12N5/00 A
, A61K37/02
Fターム (105件):
2G045AA40
, 2G045BB29
, 2G045BB50
, 2G045BB51
, 2G045DA20
, 2G045FA11
, 2G045FB01
, 2G045FB12
, 2G045GC15
, 2G045JA01
, 4B024AA01
, 4B024AA11
, 4B024BA14
, 4B024BA44
, 4B024CA04
, 4B024CA05
, 4B024CA06
, 4B024CA09
, 4B024DA06
, 4B024EA04
, 4B024FA02
, 4B024FA10
, 4B024GA03
, 4B024GA11
, 4B024GA18
, 4B024GA19
, 4B024HA03
, 4B024HA08
, 4B024HA12
, 4B024HA14
, 4B050CC01
, 4B050CC03
, 4B050CC04
, 4B050DD11
, 4B050FF14E
, 4B050LL01
, 4B050LL03
, 4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QA18
, 4B063QQ20
, 4B063QQ36
, 4B063QQ44
, 4B063QR08
, 4B063QR14
, 4B063QR16
, 4B063QR20
, 4B063QR32
, 4B063QR42
, 4B063QR55
, 4B063QR58
, 4B063QR66
, 4B063QR67
, 4B063QR82
, 4B063QS12
, 4B063QS16
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QS36
, 4B063QX01
, 4B063QX07
, 4B064AG27
, 4B064CA10
, 4B064CA20
, 4B064CC24
, 4B064CE12
, 4B064DA01
, 4B064DA13
, 4B065AA26X
, 4B065AA93Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065BA24
, 4B065CA31
, 4B065CA44
, 4B065CA46
, 4C084AA01
, 4C084AA13
, 4C084AA17
, 4C084BA02
, 4C084BA35
, 4C084DC02
, 4C084DC32
, 4C084NA14
, 4C084ZA362
, 4C084ZA422
, 4C084ZB132
, 4C084ZB262
, 4C085AA14
, 4C085BB11
, 4C085CC21
, 4C085CC23
, 4H045AA10
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045CA40
, 4H045DA76
, 4H045EA20
, 4H045EA50
, 4H045FA72
, 4H045FA74
, 4H045GA26
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