特許
J-GLOBAL ID:200903043937753604

スクリーン印刷版の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-133818
公開番号(公開出願番号):特開平7-319166
出願日: 1994年05月23日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 液状感光性樹脂のみを使用し、スクリーンの裏側に感光性樹脂が実質的に付着していない、厚膜のスクリーン印刷版を製造する方法を提供する。【構成】 まず、ガラス板等の透明板1を準備する。この透明板1の上に画像形成用フィルム2を置く。次いで、画像形成用フィルム2上に液状感光性樹脂4を所定の厚さに塗布する。そして、透明板1の下から活性光線を照射して露光する。このとき、樹脂4の上面は露光されても硬化しない。何故なら、樹脂4は、大気(酸素)と接触していると、活性光線を照射しても硬化しないからである。この樹脂4の上面にスクリーン5を置く。スクリーン5は、硬化部まで侵入しないから、樹脂4の上面にのみ埋設しうる。これと同時に又はその後、スクリーンを埋設した面に酸素不透過性膜6を密着させて積層する。その後、透明板1の下からランプ8で樹脂4に活性光線を再び照射して露光し、スクリーン印刷版が得られる。
請求項(抜粋):
透明板上に画像形成用フィルムを置いた後、該画像形成用フィルム上に液状感光性樹脂を所定の厚さに塗布し、該液状感光性樹脂の上面を大気と接触させた状態で、該透明板の下から活性光線を該液状感光性樹脂に照射することにより、該大気と接触している該液状感光性樹脂の上面のみを硬化させずに、該液状感光性樹脂の残余の部分であって露光部分を硬化させた後、該液状感光性樹脂の上面にスクリーンを置くと共に埋設し、次いで該スクリーンを埋設した該液状感光性樹脂の上面に酸素不透過性膜を密着させて積層した後、該透明板の下から活性光線を該液状感光性樹脂に照射して、該液状感光性樹脂の上面の露光部分を硬化させ、その後該液状感光性樹脂の未露光部分を除去することを特徴とするスクリーン印刷版の製造方法。
IPC (2件):
G03F 7/12 ,  G03F 7/11 501
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-127644
  • 特開平4-370282

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