特許
J-GLOBAL ID:200903043942745121

椎間板関節整形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-525638
公開番号(公開出願番号):特表平10-501705
出願日: 1994年06月10日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】椎間板関節整形装置(310)は脊椎の椎間板に代わって配置される。装置は切り取った椎間板空間に移植でき、ボール部材(346)とソケット部材(326)とを備え、横曲げと、約5度までの後方伸びと、約15度までの前方撓みとを提供するように形状づけられている。4つの実施例(10、110、210、310)は約5度の軸方向回転を許容し、第5の実施例(410)は拘束のない軸方向回転を許容する。金属インサートカップ(70、170)を設けて装置の表面に取り付け、椎骨の上表面及び下表面の自然の輪郭に適合するように1つの軸線に沿って凸状を呈する。金属インサートカップ(70、170)は構造体に対して引っ張り支持を提供し、椎間板空間への移植後に装置を適所に保持するための負荷的な取り付け構造を提供する。
請求項(抜粋):
脊椎の第1椎骨と第2椎骨との間で椎間板の代わりに配置されるようになった椎間板関節整形装置において、 第1椎骨に係合でき、第1関節表面と、第1後端部と、第1前端部とを備えた第1部材であって、これらの端部がその間に横方向の中央線を画定し、この中央線が上記第1後端部と第1前端部とから同じ距離だけ離れている第1部材と; 第2椎骨に係合でき、上記第1関節表面に対面した第2関節表面と、上記第1後端部及び第1前端部の対応する1つに対して並置する第2後端部及び第2前端部とを備えた第2部材と; 上記第1及び第2関節表面により画定される上記第1及び第2部材間に位置し、上記中央線と上記第1後端部との間に位置したボール/ソケット関節であって、当該中央線に平行な第1軸線及びこの第1軸線に対して垂直で脊椎のサジタル面内に存在する第2軸線のまわりでの、上記第1部材と第2部材との間の相対回転を許容するボール/ソケット関節と;から成り、上記第1及び第2関節表面のうちの一方が上記ボール/ソケット関節の全周において当該関節から離れるようにそれぞれ第1又は第2部材の方へ傾斜し、当該他方の関節表面が該関節のまわりで実質上平坦となっていることを特徴とする椎間板関節整形装置。

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