特許
J-GLOBAL ID:200903043946602899

水性ポリマー分散液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-036995
公開番号(公開出願番号):特開平6-298879
出願日: 1994年03月08日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 結合剤として、かつ塗料および接着継目を得るための材料として使用される、少なくとも50容量%の実体積濃度(実体積=固体密度によって除された固体質量)を有する水性ポリマー分散液。【構成】 出発ポリマーIの質量が、フリーラジカル重合可能な単量体の質量と、出発ポリマーIの質量とからなる全質量に対して0.1〜10%であり、出発ポリマーIが、粒径≧90nm〜≦500nmを有する分散された形で水性出発分散液中に存在し、分散剤の量が、フリーラジカル水性乳化重合の開始時から如何なる時でも、重合すべき出発ポリマーIおよび単量体の既に重合容器中に装入された質量の全体量に対して0.5〜5重量%である。
請求項(抜粋):
ビニルまたはビニリデンハロゲン化物以外の少なくとも1つのフリーラジカル重合可能な単量体を少なくとも1つの水性出発ポリマー分散液Iの添加下に重合容器中でフリーラジカル水性乳化重合の方法により分散剤およびフリーラジカル重合開始剤の存在下に重合させることによる少なくとも50容量%の実体積濃度を有する最終的ポリマー分散液において、a)少なくとも1つの添加された水性出発ポリマー分散液I中に存在する出発ポリマーIの質量は、少なくとも1つのフリーラジカル重合可能な単量体の質量と、水性出発ポリマー分散液Iの形で添加された出発ポリマーIの質量とからなる全質量に対して0.1〜10%であり、b)出発ポリマーIは、少なくとも99.6重量%の全質量が零位法によらない粒径≧90nm〜≦500nmを有する分散された出発ポリマー粒子の形で少なくとも1つの水性出発分散液中に存在し、c)添加すべき少なくとも1つの水性出発ポリマー分散液Iの全体量は、フリーラジカル水性乳化重合の開始前に初装入量として重合容器中に装入されており、d)第1の重合工程で水性出発ポリマー分散液Iの初装入量の存在下に、まず出発ポリマーIの初装入量の質量に対して、フリーラジカル重合すべき少なくとも1つの単量体の全質量の25〜500重量%のアリコートは、常法でこのアリコートに対して少なくとも80モル%の変換率で重合されており、e)第1の重合工程に続いて、フリーラジカル重合すべき少なくとも1つの単量体の残りの重合は、供給流付加方法によって行なわれたものであり、この場合供給流付加方法の開始時から、重合容器への少なくとも1つのフリーラジカル重合可能な単量体の付加は、付加の如何なる時でも既に先に重合容器に添加された全単量体の重合変換率が少なくとも80モル%であるように行なわれ、f)重合容器中に存在する分散剤の量は、フリーラジカル水性乳化重合の開始時から如何なる時でも、重合すべき出発ポリマーIおよび単量体の既に重合容器中に装入された質量の全体量に対して0.5〜5重量%であることを特徴とする、水性ポリマー分散液。
IPC (3件):
C08F291/00 MRB ,  C09D151/06 PGX ,  C09J151/06 JDJ

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