特許
J-GLOBAL ID:200903043949660423
加工廃液再生方法および加工廃液再生装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-140009
公開番号(公開出願番号):特開平8-000965
出願日: 1994年06月22日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 遊離砥粒加工の加工効率の向上に好適な比較的高い砥粒濃度且つ高粘度の加工廃液の処理が可能で、構成が比較的簡単な加工廃液再生方法および加工廃液再生装置を提供する。【構成】 一次濾過装置12によって、加工廃液中の切粉量が少なくされると共に砥粒が懸濁液の状態で回収されて再生加工液が得られるため、使用可能な砥粒が廃棄されることなく有効に利用される。したがって、遊離砥粒加工における砥粒の無駄がなくなり、加工コストが低減される。上記一次濾過装置12は、所謂クロスフロー濾過であり、濾過膜18の目開きが砥粒の平均粒径よりも充分に小さい大きさとされているため、砥粒は濾過膜18の表面に堆積せず循環経路内を循環させられることとなり、切粉のみが液と共に排出される。
請求項(抜粋):
遊離した砥粒を用いて加工する遊離砥粒加工によって生じる加工廃液から切粉を分離することによって該加工廃液を再生する方法であって、前記砥粒の平均粒径よりも充分に小さく且つ前記切粉の平均粒径よりも充分に大きい細孔を備えたクロスフロー濾過膜によって分離された第1室および第2室を有するクロスフロー濾過器の該第1室を通して設けられた循環経路内で前記加工廃液を循環させる循環工程と、前記加工廃液を前記クロスフロー濾過膜の表面に沿って流通させると同時に、該加工廃液の一部を前記切粉と共に該クロスフロー濾過膜を通して前記クロスフロー濾過器の前記第2室側へ排出して、前記循環経路内で循環させられる該加工廃液中の切粉量を低減するクロスフロー分離工程と、該クロスフロー分離工程において切粉量が低減された前記循環経路内の加工廃液を、再生加工液として該循環経路から回収する再生加工液回収工程とを、含むことを特徴とする加工廃液再生方法。
IPC (4件):
B01D 61/14 500
, B01D 61/18
, B01D 61/22
, B23Q 11/00
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