特許
J-GLOBAL ID:200903043952193623

表面平滑性を改善するカチオン電着塗料用樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤岡 迪夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-301124
公開番号(公開出願番号):特開平7-126557
出願日: 1993年11月05日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 エポキシ樹脂系カチオン電着塗料へ添加し、他の性能に悪影響なしに表面平滑性を改善し得る新規なカチオン性樹脂を提供する。【構成】 t-アルキル置換フェノールノボラックエポキシ樹脂の全部のエポキシ環をカチオン性基を導入し得る活性水素化合物または他の活性水素化合物で開環するか、または一部のエポキシ環を他の活性水素化合物で開環し、残りのエポキシ環をカチオン性基を導入し得る活性水素化合物で開環する。得られた変性樹脂は、主体樹脂および架橋剤と共に中和剤を含む水性媒体中に分散し、塗料化される。この変性樹脂の配合により、上塗り密着性を含む他の性能に悪影響なくエポキシ樹脂系カチオン電着塗料の表面平滑性を改善し得る。
請求項(抜粋):
エポキシ当量200〜500のt-アルキルフェノールノボラックエポキシ樹脂を、(i)1級アミン、2級アミン、3級アミン酸塩およびスルフィドー酸混合物よりなる群から選ばれたカチオン性基導入用活性水素化合物との反応により全部のエポキシ環を開環するか、または(ii)モノフェノール、モノアルコール、脂肪族モノカルボン酸、脂肪族ヒドロキシカルボン酸およびメルカプトアルカノールよりなる群から選ばれた他の活性水素化合物との反応によってエポキシ環の全部を開環するか、または(iii)前記他の活性水素化合物との反応によってエポキシ環の一部を開環し、残りのエポキシ環を前記カチオン性基導入用活性水素化合物との反応によって開環することによって得られる変性樹脂。
IPC (4件):
C09D 5/44 PRJ ,  C08G 59/08 NHK ,  C08G 59/40 NHX ,  C09D163/00 PJM

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