特許
J-GLOBAL ID:200903043962951097

熱回収型マルチエアコン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-111054
公開番号(公開出願番号):特開平5-306848
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 人の行動を予測、記憶する行動予測手段により、熱回収を行う最適な運転条件を選択し、効率の良い運転と、住宅全体として熱の有効利用ができる熱回収型マルチエアコンを提供することを目的としている。【構成】 カレンダー機能22から日時・曜日、各室内ユニット12a〜cから人の有無と温度・湿度の情報から、人の行動を予測、記憶する行動予測手段23からの情報と、室外ユニットから外気温と冷媒状態の情報とから判断し、人が長時間使用しない部屋を選択し、その室内ユニット1から熱を回収し、空調を行っている部屋の室内ユニット12a〜cや室外熱交換器3へ熱を供給するように冷暖運転制御手段21を介して吐出管切換装置4a〜fと吸入管切換装置5a〜f、および圧縮機2、流量制御装置6a〜f等を制御する制御手段20を備えた熱回収型マルチエアコンが提供できる。
請求項(抜粋):
圧縮機と、室外熱交換器等からなる室外ユニットと、室内熱交換器等からなる室内ユニットとを複数台接続する住宅用のヒートポンプ式のマルチエアコンにおいて、前記圧縮機の吐出管を前記室外熱交換器と複数の室内熱交換器に対応して分岐接続し、その分岐された複数の配管には吐出管切換装置を設け、かつ前記圧縮機の吸入管も同様に前記室外熱交換器と複数の室内熱交換器に対応して分岐接続し、その分岐された複数の配管には吸入管切換装置を設け、前記吐出管切換装置を設けた配管と、吸入管切換装置を設けた配管とを分岐接続した後に、それぞれを前記室外熱交換器および前記複数の室内熱交換器の一端に接続し、前記室外熱交換器および前記複数の室内熱交換器の他端には、流量制御装置を介してそれぞれを分岐接続する接続配管を設け、前記室外熱交換器と複数の室内熱交換器を蒸発器として利用するために前記吐出管切換装置を閉じ、前記吸入管切換装置を開けて、前記流量制御装置を用いて冷媒の流量を制御するとともに、前記室外熱交換器と複数の室内熱交換器を凝縮器として利用するために前記吐出管切換装置を開け、前記吸入管切換装置を閉じて、前記流量制御装置を用いて冷媒の流量を制御し、少なくとも前記室外熱交換器と複数の室内熱交換器のいずれかが蒸発器と凝縮器となるように前記吸入管切換装置および吐出管切換装置、前記流量制御装置を制御する冷暖運転制御手段を設け、各部屋に設置された前記複数の室内ユニットにはそれぞれ、人の有無を検知する人検知手段および室内の温度、湿度等の環境状態を検知する環境検知手段を設け、前記室外ユニットから外気温度を検知する外気温検知手段と前記圧縮機の吸込みおよび配管内の冷媒状態を検知する冷媒状態検知手段とを設け、空調を行っている部屋に対する運転方法を、それぞれの前記室内ユニットからの前記人検知手段と前記環境検知手段から得られた情報と、前記室外ユニットからの前記外気温検知手段と前記冷媒状態検知手段から得られた情報から判断し、人のいない部屋の室内ユニットから熱を回収し、空調を行っている部屋の室内ユニットへ熱を供給するように、前記冷暖運転制御手段を介して前記吐出管切換装置と前記吸入管切換装置の切換、および前記圧縮機、前記流量制御装置等を制御する制御手段を備えた熱回収型マルチエアコン。
IPC (4件):
F25B 13/00 104 ,  F24F 11/02 102 ,  F25B 27/02 ,  F25B 29/00 361

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