特許
J-GLOBAL ID:200903043964910134

フイルムパック式密閉形蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170579
公開番号(公開出願番号):特開平6-013061
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】端子封止部からの漏液を防止できるフイルムパック式密閉形蓄電池を提供する。【構成】フイルムパック電槽4の下方のフイルム周縁部4aの上面にポリオレフィン樹脂5を設ける。このポリオレフィン樹脂5の上に端子1の下面をエポキシ樹脂2及び塩素化ポリオレフィン樹脂3を介して位置決めする。端子1の両側のポリオレフィン樹脂5上には、端子1に対して間隔をあけて平行する向きでスペーサ8を塩素化ポリオレフィン樹脂を介して位置決めする。各スペーサ8は、下方のフイルム周縁部4aより上方に見た高さHを端子1の高さh以上にする。両スペーサ8の間には、端子1を埋めるようにエポキシ樹脂6を充填塗布する。エポキシ樹脂6を覆って塩素化ポリオレフィン樹脂7を塗布し、その上に上方のフイルム周縁部4bを重ねて熱溶着することにより端子封止部を形成する。
請求項(抜粋):
極板群が合成樹脂のフィルムよりなるフイルムパック電槽に収納され、前記極板群の端子が前記フイルムパック電槽における対向する上下のフイルム周縁部の接合部より外部に突出され、前記端子とこれを挟み込む前記各フイルム周縁部との間にはシール用合成樹脂が介在されてシールが行なわれているフイルムパック式密閉形蓄電池において、前記シール用合成樹脂内には前記端子の両側に間隔をあけ且つ前記フイルム周縁部で個々に挟み込まれるようにしてスペーサがそれぞれ介在され、前記各スペーサは下方の前記フイルム周縁部より上方の前記フイルム周縁部側に見た高さが前記端子の高さ以上になっていることを特徴とするフイルムパック式密閉形蓄電池。
IPC (3件):
H01M 2/06 ,  H01M 2/08 ,  H01M 10/34
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-246867

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