特許
J-GLOBAL ID:200903043966498273

薄塗装用金属板の評価方法及び薄塗装塗膜鮮映性に優れた薄塗装用金属板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-310933
公開番号(公開出願番号):特開平5-141941
出願日: 1991年11月26日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】塗装回数2回以下又は合計塗膜厚80μm未満の薄塗装に供される薄塗装用金属板の塗膜鮮映性を評価する方法及び上記評価方法により適正に評価された薄塗装塗膜鮮映性に優れた薄塗装用金属板を提供する。【構成】表面粗さ計等により所定ピッチで円環状のダル目溝が千鳥配列に配設されたレーザダル鋼板試料10の断面曲線を採取してそのディジタルデータを読込み(S1)、この断面曲線から振幅スペクトル分布を求め(S2)、各周波数に対するパワーの2乗和からパワースペクトル線図をフーリエ変換によって得(S4)、波長の下限値200μm以上で且つ前記所定ピッチの2倍値近傍の上限値以下である薄塗装塗膜鮮映性阻害波長域内のパワースペクトル和を求める(S5)。そして、薄塗装塗膜鮮映性に優れた薄塗装用金属板としては、前記薄塗装塗膜鮮映性阻害波長域内のパワースペクトル和を1.0μm2 以下に限定した。
請求項(抜粋):
薄塗装用金属板の表面に微小な凹凸が所定の配設ピッチで規則的に配設され、少なくとも該金属板表面に塗装回数2回以下又は合計塗膜厚80μm未満の薄塗装を施して使用される薄塗装用金属板の評価方法において、前記薄塗装用金属板の表面の断面曲線を検出し、該断面曲線をフーリエ変換して周波数解析曲線を得、前記薄塗装後の金属板の鮮映性を阻害する薄塗装塗膜鮮映性阻害波長域を前記周波数解析曲線における波長が所定の下限値以上で且つ前記配設ピッチの2倍値近傍の上限値以下の範囲に設定し、この薄塗装鮮映性阻害波長域のパワースペクトル和を求めることにより、前記薄塗装用金属板の塗膜鮮映性を評価することを特徴とする薄塗装用金属板の評価方法。
IPC (6件):
G01B 11/30 ,  B05D 7/14 ,  B21B 1/22 ,  G01N 21/57 ,  G01N 33/20 ,  B23K 26/00

前のページに戻る