特許
J-GLOBAL ID:200903043968198544

送信ダイバーシティ用送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-225460
公開番号(公開出願番号):特開平10-070494
出願日: 1996年08月27日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 同一基地局から複数の独立なパスに対して異なる波形の搬送波を送信して移動器でダイバーシティ効果を得る。【解決手段】 アンテナE-1〜E-Nの受信波から各成分の到来方向θ1 〜θN を検出し(4)、θ1 〜θN で各方向ごとのステアリングベクトルを構成し(6)、受信波の相関行列9を求め、これとステアリングベクトルとにより各方向ごとの重みベクトルを作る(10)。波形発生器12-1〜12-Nよりの異なる複素波形と複素送信情報とをそれぞれ乗算し(16)、これら乗算出力をそれぞれビーム形成器18-1〜18-Nに入力し、各ビーム形成器18iで対応到来方向θi に送信されるように、重みベクトルが乗算され、対応するアンテナE-1〜E-Nへ送出される。
請求項(抜粋):
複数のアンテナエレメントを持つ無線通信用の送受信装置において、上記複数のアンテナエレメントにより受信された複数の成分からなる受信信号の各成分の到来方向を検出する手段と、送信すべき一つの複素ベースバンド信号に複数の異なる複素波形を乗算した波形を発生する手段と、上記検出した各成分の到来方向と上記乗算した波形とを1つづつ対応づけ、各乗算した波形が対応する到来方向に送信されるように、その波形を各アンテナエレメント対応に分配し、かつこれら分配された波形の振幅位相を、上記検出した各成分の到来方向情報を用いて、それぞれ制御するビーム形成手段と、上記ビーム形成手段よりの各振幅、位相制御された乗算波形をそれぞれ高周波信号に変換してそれぞれ対応する各アンテナエレメントへ供給する手段と、を具備する送信ダイバーシティ用送受信装置。
IPC (4件):
H04B 7/02 ,  H01Q 3/26 ,  H04B 7/06 ,  H04B 7/26
FI (4件):
H04B 7/02 B ,  H01Q 3/26 Z ,  H04B 7/06 ,  H04B 7/26 D

前のページに戻る