特許
J-GLOBAL ID:200903043971916806

磁気センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-010482
公開番号(公開出願番号):特開平7-220133
出願日: 1994年02月01日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】被検出物がその搬送方向と直行する方向に位置がずれて搬送されても、センサ出力が変動せず、被検出物の材質や径、厚みなどに応じた出力が確実かつ安定に得られ、検出精度が大幅に向上する磁気センサを提供する。【構成】硬貨Cが通過するための検出部11の下部には1次コア13が配設され、この1次コア13には励磁用の1次コイル14および1次コイル14により電磁誘導される第1の2次コイル15が巻装されている。検出部11の上部には中央部12で左右に分離された2次コア16,17 が配設され、この2次コア16,17 には1次コイル14により電磁誘導される第2の2次コイル18,19 が巻装されている。1次コア13および2次コア16,17 は、それぞれ透磁率の異なる磁性体からなる板状コア材を複数枚積層して構成され、しかも、検出部11の中央部に行くにしたがって1次コア13と2次コア16,17 との間の磁気抵抗が減小するように構成されている。
請求項(抜粋):
被検出物を搬送する搬送路の一方側に設けられる1次コアと、この1次コアと相対向する前記搬送路の他方側に設けられ、中央部で左右に分離された2個の2次コアと、前記1次コアにそれぞれ巻装される励磁用の1次コイル、および、前記1次コイルによって電磁誘導される第1の2次コイルと、前記2個の2次コアにそれぞれ巻装され、前記1次コイルによって電磁誘導される第2の2次コイルとを具備し、前記1次コアまたは前記2次コアの少なくとも一方は磁気抵抗が両端から中央部に向かって減小するように、透磁率の異なる磁性体からなる板状コア材を複数枚積層して構成されたことを特徴とする磁気センサ。

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