特許
J-GLOBAL ID:200903043975700670

パルス式ミリ波レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-034515
公開番号(公開出願番号):特開平7-244155
出願日: 1994年03月04日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】高価なミリ波の発振器は、固定周波数のものを1個のみ用いて相対速度0の場合でも正常に動作するパルス式ミリ波レーダ装置を提供する。【構成】ミリ波発振器は固定周波数f0のミリ波発振器10を1個のみ用い、その他に安価な中間周波数帯(例えば数MHz〜数百MHz)の局部発振器40を1個用いている。そして、受信側の第1のミキサ30のLO信号として局部発振器40の出力fIFを与えて反射波信号と混合し、その出力信号を第2のミキサ31のRF信号として入力し、第2のミキサ31のLO信号としてミリ波発振器10の出力信号f0を入力するように構成している。そのため、第2のミキサ31のRF信号とLO信号の周波数には、相対速度が0の場合であってもfIFの周波数差が生じるので、第2のミキサ31の出力信号として所望の中間周波数信号を得ることが出来る。
請求項(抜粋):
パルス状のミリ波帯電磁波を外部に放射し、物標から反射された反射波を受信して物標を検出するパルス式ミリ波レーダ装置において、固定周波数のミリ波信号を発生するミリ波発振器と、上記ミリ波発振器の出力に対応したパルス状のミリ波帯電磁波を外部に放射し、物標からの反射波を受信する送受信手段と、上記ミリ波発振器の発信周波数よりも大幅に低い中間周波数の信号を発生する局部発振器と、上記送受信手段から与えられる反射波の信号と上記局部発振器から与えられる中間周波数の信号とを混合する第1のミキサと、上記第1のミキサの出力と上記ミリ波信号とを混合する第2のミキサと、を備え、ドップラ信号を含んだ中間周波数帯域の信号を上記第2のミキサから出力するように構成したパルス式ミリ波レーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/50 ,  G01S 13/93

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