特許
J-GLOBAL ID:200903043979185355

ペースト状材料に磁化可能粒子を配向するためのデバイス及び操作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  篠崎 正海 ,  西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-529800
公開番号(公開出願番号):特表2007-511381
出願日: 2004年05月13日
公開日(公表日): 2007年05月10日
要約:
本発明は、ペースト状材料(3)内に磁化可能粒子(4)を配向する、具体的には、前面部(1a)と背面部(1b)とを具備している非磁性壁を提供された配向体(1)によって、鋼製のファイバあるいはリングを未硬化のコンクリートに配向するための操作方法と装置に関する。ペースト状材料(3)と配向体(1)の前面部(1a)とは、第一に互いに対して移動する。配向体(1)は磁石ユニット(2)も備えていて、磁石ユニットは前記前面部(1a)の内部に配置されまたペースト状材料に作用していて磁化可能粒子(4)を配向するように周期的に変動する磁場を発生する。前記発明は、前記磁場が少なくとも二つの領域(I、II)に分割されることを特徴とし、また前記二つの領域は、磁力線の様々な強さ及び/又は様々な方向を示している部分磁場を含んでいる。第一領域(I)の部分磁場は、長い軌道にわたる配向と引力とを粒子に加え、第二領域(II)の部分磁場は配向位置決めされた粒子を解放している。
請求項(抜粋):
ペースト状材料(3)内に磁化可能粒子(4)を配向するためのデバイスであって: 前記デバイスは前面部(1a)と背面部(1b)とを具備している壁を備える配向体(1)を有していて; 前記配向体(1)は、前記前面部(1a)を最先端にして前記ペースト状材料(3)に対して移動可能になっていて; 前記配向体はさらには、前記配向体(1)内部の前記前面部(1a)の内部上に配置されまた前記磁化可能粒子(4)を配向するようにペースト状材料(3)に作用していて周期的に変動する磁場を発生する磁石ユニット(2)を有しているものにおいて; 前記磁石ユニット(2)は、それにより発生した前記磁場が異なる磁場強さ及び/又は磁力線形態の部分磁場を有している少なくとも二つの領域(I、I**、II、II**)を具備するように設計されており、前記第一領域(I、I**)の前記部分磁場は前記粒子に長い範囲にわたる引力と配向力を及ぼしていて、また前記第二領域(II、II**)の前記部分磁場は配向状態の前記粒子を解放していることを特徴とする; デバイス。
IPC (2件):
B28B 1/00 ,  B28B 1/52
FI (2件):
B28B1/00 C ,  B28B1/52
Fターム (3件):
4G052GA02 ,  4G052GA15 ,  4G052GB30

前のページに戻る