特許
J-GLOBAL ID:200903043979292542
画像記録装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 望稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-286703
公開番号(公開出願番号):特開平10-133289
出願日: 1996年10月29日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】分離型システム用の巻取型画像記録装置で、プリントサイズ等が異なる仕向地別の作り分けが不要で、感光材料の幅の変更に対する巻取スプールの設定変更が極めて簡便で、かつ、幅が近接した感光材料に対しても同様の簡便な操作で設定変更が可能な画像記録装置の提供。【解決手段】長尺の感光材料に連続して像様露光する露光部と、露光済感光材料を巻取スプールに巻き取る巻取部とを有し、スプール本体は、外周上の対極位置に感光材料の幅に応じてスプール本体の中心軸に垂直な方向に形成された互いに平行な複数列の対をなす巻取スプール溝と、この対をなす巻取スプール溝を結ぶ中心線に対して垂直な外周上の位置に中心軸に沿って形成された回転防止用長孔とを有し、複数列のスプール溝対と回転防止用長孔との組み合わせをスプール本体に所定角度離して複数組設けた画像記録装置により上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
ロール状に巻回された長尺の感光材料を引き出して、この長尺の感光材料に連続して像様露光する露光部と、露光済感光材料を巻取スプールに巻き取る巻取部とを有する画像記録装置であって、前記巻取スプールは、露光済感光材料を巻き取る円筒状のスプール本体と、スプール本体に前記感光材料の幅に応じた取付位置に取り付けられる規制フランジと、この規制フランジの取付機構とを有し、前記スプール本体は、外周上の対極位置に前記感光材料の幅に応じて前記スプール本体の中心軸に垂直な方向に形成された互いに平行な複数列の対をなす巻取スプール溝と、この対をなす巻取スプール溝を結ぶ中心線に対して垂直な外周上の位置に前記中心軸に沿って形成された回転防止用長孔とを有し、前記規制フランジ取付機構は、前記規制フランジに一方向のみに摺動可能に取り付けられ、前記スプール本体の外周上の前記一対の巻取スプール溝に嵌合するコの字型摺動板と、前記規制フランジに前記一方向のみに摺動可能に取り付けられ、前記スプール本体の前記回転防止用長孔に嵌入される回転防止ピンと、前記摺動板および前記回転防止用ピンを前記規制フランジの中心方向に付勢する付勢手段を具備し、前記感光材料の幅に応じて形成される複数列のスプール溝対と前記回転防止用長孔との組み合わせを前記スプール本体に所定角度離して複数組設けたことを特徴とする画像記録装置。
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