特許

J-GLOBAL ID：200903043983272831

熱風乾燥炉

発明者： 橋本 光雄 ,  杉山 裕和 ,  成田 誠
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 八田 幹雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-058819
公開番号（公開出願番号）：特開平6-269723
出願日： 1993年03月18日
公開日（公表日）： 1994年09月27日
要約：

【要約】【目的】 電着塗膜が形成された後の被塗物を乾燥硬化する熱風乾燥炉における被塗物に対するゴミの付着を防止することである。【構成】 電着塗膜が塗布された後の被塗物Wがコンベア15により搬入される熱風乾燥炉本体10内には、その床部表面にゴミ吸着シート11が配置されている。このゴミ吸着シート21は、少なくとも乾燥炉本体10の搬入端側に搬入端から約3分の1の領域に配置されている。この領域内を搬送される過程では、被塗物の表面に形成された電着塗膜の粘度が比較的低く、床部11の表面からゴミが舞い上がることが防止されている。したがって、この領域において舞い上がったゴミが被塗物の塗膜面に付着することが防止され、乾燥硬化された後の被塗物表面の品質が良好となった。

請求項（抜粋）：

被塗物に形成された電着塗膜に熱風を吹き付けて前記電着塗膜を乾燥する熱風乾燥炉において、床部と左右の側壁部と天井部とを有する熱風乾燥炉本体内に、前記被塗物を搬送するコンベアを設け、前記熱風乾燥炉本体の前記床部の表面に、粘着剤が塗布されたゴミ吸着シートを前記床部の表面のうち少なくとも被塗物搬入部側に位置させて配置したことを特徴とする熱風乾燥炉。

IPC (4件)：

B05C 9/14 ,  F26B 15/00 ,  F26B 25/00 ,  F27B 17/00

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭62-146864
  
• 特開昭63-093372