特許

J-GLOBAL ID：200903043987563253

有機EL素子

発明者： 時任 静士 ,  野田 浩司 ,  多賀 康訓
出願人/特許権者： 株式会社豊田中央研究所
代理人 (1件)： 吉田 研二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-079597
公開番号（公開出願番号）：特開平10-275680
出願日： 1997年03月31日
公開日（公表日）： 1998年10月13日
要約：

【要約】【課題】 素子への酸素水分の拡散を防止すると共に、放熱性を高める。【解決手段】 ガラス基板10上に透明電極12、正孔輸送層14、発光層16、金属陰極18を形成し、正孔輸送層14、発光層16、金属陰極18を覆って保護層20を形成する。保護層20は、絶縁層20aと金属層20bの多層構造となっている。特に、金属層20を保護層中に有しているため、湿気の素子への進入を防止し、かつ放熱をよくすることができる。

請求項（抜粋）：

一対の電極間に有機材料からなる発光層を狭持し、両電極からキャリアを発光層に注入することによって発光層を発光させる有機EL素子において、少なくとも一方の電極及び発光層の外側を覆う保護層あって、有機層と金属層の2層または無機層と金属層の2層を含む多層構造からなる保護層を有することを特徴とする有機EL素子。