特許
J-GLOBAL ID:200903043991476667

構造物に過去に掛かった負荷の検出に用いる負荷検出センサ及びこの負荷検出センサにおける各センシング素子の感度用長さ調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-297609
公開番号(公開出願番号):特開平7-128156
出願日: 1993年11月04日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】構造物の構造要素に過去に掛かった負荷の程度を非破壊的に検出するのに用いる負荷検出センサについての検出特性の改良。【構成】それぞれ感度用長さが異なる複数のセンシング素子S1 〜S3 を一対の端子3a、3bの間に並列的に固定してなり、検出対象材に生じる歪みと比例的な引っ張り状態を各センシング素子に生じさせ、これに応じて各センシング素子に順次生じる破断による電気抵抗の変化に基づいて検出対象材に過去に掛かった負荷の程度を検出するように構成された負荷検出センサについて、各センシング素子に結節部や切断刃等による破断助長手段を設け、この破断助長手段により各センシング素子に破断を確実に生じさせるようにし、また所定の治具J1 でループ部を形成する等で感度用長さの正確な設定を行うようにすることにより、検出特性を向上させるようにしている。
請求項(抜粋):
構造物における検出対象材と同一条件の負荷が掛かった状態で検出対象材よりも先に破壊を生じるような破壊特性を有し且つ導電性を有する素材で線状体に形成した複数のセンシング素子を一対の端子の間にそれぞれの感度用の長さを異ならせた状態で並列的に固定してなり、検出対象材に当該検出対象材に生じる歪みと比例的な引っ張り状態が各センシング素子に生じるように取り付けて用いられ、上記引っ張り状態により各センシング素子にそれぞれの感度用長さに応じて順次生じる破断による電気抵抗の変化に基づいて検出対象材に過去に掛かった負荷の程度を検出するのに用いられる負荷検出センサであって、各センシング素子に結節部を形成したことを特徴とする負荷検出センサ。
IPC (2件):
G01L 1/20 ,  G01N 27/00

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