特許
J-GLOBAL ID:200903043999793750

長尺物体の測長方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 保科 敏夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-133849
公開番号(公開出願番号):特開平7-318316
出願日: 1994年05月24日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】赤熱した熱間状態の物体10の各端部の画像を取り込むに際し、複数のカメラ301,302,......,319,320の中から、画像を取り込むべきカメラを自動的に選択する。【構成】物体10の材料の有無およびエッジの有無の判定に基づいて、カメラを選択する。そのとき、物体10の温度情報を考慮してしきい値を設定する。
請求項(抜粋):
測長すべき長尺な物体を軸線を一にして支持する支持テーブルがあり、その支持テーブルから離れた前記軸線沿いの部分に、複数のカメラがあり、隣り合う各カメラは互いに間をおき、各カメラが前記支持テーブル上、それぞれの視野をもち、全体として測長すべき物体の長さをカバーするに足りる充分な包括視野を規定しており、その包括視野内に位置する物体の各端部の画像を前記複数のカメラのいずれかによってそれぞれ取り込み、各カメラが取り込んだ各端部の画像の画像処理による計測情報、および各端部を取り込む2つのカメラ間の距離情報に基づいて、前記物体の長さを測定する長尺物体の測長方法であって、前記各端部の画像を取り込むためのカメラを次の処理にしたがって選択することを特徴とする、長尺物体の測定方法。A.前記物体のトップ側の端部の画像をトップ側のカメラで取り込む処理。B.前記物体のボトム側の端部の画像をボトム側のカメラで取り込む処理。C.前記AおよびBで取り込んだ各画像を、前記物体の温度情報に基づくしきい値に応じて2値化し、2値化した各画像について、そこに前記物体の有無を判定し、物体有りのときに、さらにエッジの有無を判定する処理。D.前記エッジ有りの判定があったカメラを前記計測情報および距離情報のために選択する処理。

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