特許
J-GLOBAL ID:200903044006527720

固定格子上を移動する移動境界の設定方法およびそれを実現するコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉武 賢次 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-351585
公開番号(公開出願番号):特開2003-150651
出願日: 2001年11月16日
公開日(公表日): 2003年05月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 レベルセット法において再初期化処理時のエラーの蓄積を防止する、移動境界の設定方法を提供する。【解決手段】 移動境界を表すゼロレベルセットを追跡することのみを目的とするゼロレベルセット追跡関数fzeroを準備し(ステップ101)、この関数fzeroを移流方程式に従って、安定性の条件から決められる時間間隔分だけ時間発展させる(ステップ102)。時間発展された後のゼロレベルセット追跡関数fzeroに基づいて、移動境界を表すゼロレベルセットを求め、この求められたゼロレベルセットに基づいて、移動境界の設定に必要とされるレベルセット関数flsを構築する(ステップ103)。構築されたレベルセット関数flsに基づいて、移動境界の内外にある物質の識別に用いられる密度関数fcolorを求める(ステップ104)。そして、所定の終了時間に達するまでステップ102〜104を繰り返す(ステップ105)。
請求項(抜粋):
固定格子上を移動する移動境界をレベルセット法を用いて設定する、移動境界の設定方法において、レベルセット法で用いられるレベルセット関数から独立した関数として、移動境界を表すゼロレベルセットを追跡することを目的とするゼロレベルセット追跡関数を準備するステップと、前記ゼロレベルセット追跡関数を移流方程式に従って、安定性の条件から決定される時間間隔分だけ時間発展させる時間発展ステップと、前記時間発展ステップにより時間発展された後のゼロレベルセット追跡関数に基づいて、移動境界を表すゼロレベルセットを求めるとともに、この求められたゼロレベルセットに基づいて、移動境界の設定に必要とされるレベルセット関数を構築する境界設定ステップとを含み、前記時間発展ステップおよび前記境界設定ステップを、所定の終了時間に達するまで繰り返すことを特徴とする、移動境界の設定方法。
IPC (2件):
G06F 17/50 612 ,  G06F 17/13
FI (2件):
G06F 17/50 612 G ,  G06F 17/13
Fターム (4件):
5B046AA03 ,  5B046JA09 ,  5B056BB03 ,  5B056HH01

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