特許
J-GLOBAL ID:200903044009640064

ミシンの釜装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-026809
公開番号(公開出願番号):特開平8-215461
出願日: 1995年02月15日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 窒化処理の雰囲気温度を極力下げて被処理釜の熱変形や寸法変化をほとんどなくすことによって寸法管理が容易にでき、また、外釜と中釜との間の隙間を極力縮小して釜部の騒音を低減することができるミシンの釜装置を提供することである。【構成】 外釜1をフッ素系ガス雰囲気中で所定時間加熱処理して、その表面にフッ化膜を形成し、その後に、窒化用ガス雰囲気中で所定時間加熱処理して、前記フッ化膜を分離除去すると同時に、その除去跡部分に窒化膜9を置換形成する。これによって、耐焼き付き性、耐摩耗性及び耐衝撃性を兼ね備えた外釜1を得ることができる。一方、中釜3には硬質クロムメッキ処理が施される。これによって、外釜1の軌溝8と中釜3の軌帯7の間の滑り性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
外釜の内側にその外釜と相対的に回転可能な中釜を配置したミシンの釜装置において、前記外釜及び中釜の少なくとも一方の釜の少なくとも回転摺接する部分にフッ化処理を施し、さらに、その部分に窒化処理を施して窒化膜を形成したことを特徴とするミシンの釜装置。

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