特許
J-GLOBAL ID:200903044011890370
熱成形装置、熱成形用雌型、熱成形方法、椀状容器の熱成形製造方法および椀状容器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
横井 俊之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-289742
公開番号(公開出願番号):特開2000-225642
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 折り返して成形する部位に隙間が生じ、スープ類を注いだ場合にはこの隙間に入り込んでしまうので、隙間に入ってしまったスープ類を洗い流すのは大変であった。【解決手段】 雌型52の椀底開口から連続する糸底形成用凹部にて熱可塑性樹脂シートは膨らむものの、即座に椀底開口に向けて椀底の底型65を底上げし、熱可塑性樹脂シート同士を密接せしめて溶着させる結果、隙間が生じなくなるし、雌型52内で一次成形として熱可塑性樹脂シートを膨出させて内周壁面に当接せしめると、同熱可塑性樹脂シートは胴周部に形成した縦溝56に入り込み、さらに冷却雄型20に切り替えて主型内に押し入れると、同縦溝56に入りきっていない同シートを加圧充填し、リブ83を形成しつつ内周面に生じている隙間が塞がれる。
請求項(抜粋):
熱成形用雌型と、この熱成形用雌型内に軟化熱可塑性樹脂シートを押し込むように進退するプラグとを有する熱成形装置であって、上記熱成形用雌型は、略椀型凹形状に形成され、この椀型凹形状の椀底開口に連通しつつ当該椀形状の底壁および糸底の外形壁と底壁と内壁を形成する糸底形成用凹部と、上記椀底開口と近似する柱体状に形成されつつ上記糸底形成用凹部に対して進退可能に支持されて上記糸底形成用凹部の奥側に待避した第一の停止位置と上記椀底開口に近接する第二の停止位置との間で駆動される底型とを有し、上記底型を上記第一の停止位置に保持した状態で、上記プラグにて加熱軟化した上記熱可塑性樹脂シートを押し込みつつ、同熱可塑性樹脂シートを上記椀型凹形状の内周面に密接せしめた直後に、上記底型を上記第二の停止位置へと移動させて糸底を形成することを特徴とする熱成形装置。
IPC (3件):
B29C 51/06
, B29K101:12
, B29L 22:00
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭57-043807
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特開平1-208116
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特開昭63-172630
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