特許
J-GLOBAL ID:200903044031008843

車輌用エアバッグとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213330
公開番号(公開出願番号):特開平9-058387
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 基布に縫着された補強布の縫目を保護する保護布を縫着又は接着によらずに基布又は補強布に一体化させる。【解決手段】 複数枚の補強布5を基布1aに縫着した後、補強布5の表面に表れた環状縫目6を覆って補強布5の表面に保護布8を重ね、次いでレーザービーム裁断機17を用いて、各布の積層の所定領域にインフレータ挿入孔3と、インフレータの取付孔13を開口する。各布は、レーザービームの高熱によって溶断され、インフレータ挿入孔3および取付孔13は、その開口端で溶融一体化し、保護布8は、補強布5又は基布1aから分離しない。
請求項(抜粋):
基布と、補強布と、保護布とを有する車輌用エアバッグであって、基布は、エアバッグの袋となる布であり、袋は折畳まれ、補強布は、エアバッグに開口されたインフレータ差込孔の開口縁の強度を増大させるものであり、基布に積層して縫着され、保護布は、基布又は補強布に積層され、基布と補強布との縫着部分の表面を覆ってエアバッグの膨張展開時に袋内に生ずる高温から前記縫着部分を保護するものであり、基布と、補強布と、保護布とは、少なくとも三者に共通に開口されたインフレータ挿込孔の開口縁で溶着一体化されたものであることを特徴とする車輌用エアバッグ。

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