特許
J-GLOBAL ID:200903044034901581

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020655
公開番号(公開出願番号):特開平7-229408
出願日: 1994年02月17日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】バルブタイミング制御装置の制御応答性を向上させ、しかもバックラッシによる打音を低減する。【構成】内燃機関の加圧流体供給源からの流体圧の付勢力により、リングギヤをカムシャフトの軸方向へ移動させ、プーリの駆動力をヘリカル歯にてカムシャフトに伝達し、同プーリ及びカムシャフトの回転位相を変化させてバルブの開閉時期を調整するようにした可変バルブタイミング制御装置である。OCV44は圧力室への流体を切り換え、リングギヤの停止位置を制御するもので、スリーブ51、スプール52及びソレノイド53を備えている。スリーブ51と弁体63,64とのラップ代δ1,δ2,δ3,δ4の関係はδ1=δ2>δ3=δ4、で表される。この構成により、圧力室からの流体の排出を抑制する。
請求項(抜粋):
内燃機関のバルブ駆動用カムシャフトの外周に設けられたプーリと、前記カムシャフト及びプーリ間に介在されるとともに、内外周面に歯を有し、かつ少なくともその一方がヘリカル歯である円筒状のリングギヤと、加圧流体供給源からの流体をリングギヤの両端に設けられた圧力室のいずれか一方へ導き、当該流体を前記リングギヤの一端側に作用させ、他方からは排出するための一対の制御用通路と、前記制御用通路を、流体が圧力室へ導入される導入側と、圧力室から排出される排出側とのいずれか一方に連通すべく切り換え可能にした切換手段とを備え、加圧流体供給源からの流体圧の付勢力により、リングギヤをカムシャフトの軸方向へ移動させ、プーリの駆動力をヘリカル歯にてカムシャフトに伝達し、同プーリ及びカムシャフトの回転位相を変化させてバルブの開閉時期を調整するようにした可変バルブタイミング制御装置において、前記一方の圧力室への流体導入時に他方の圧力室からの流体の排出を抑制する抑制手段を設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。

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